夫婦漫才～ようこそ！こんなところへ

さて。

よくよく考えれば、延々と微熱（＋高熱）の日々が続いております。
こりゃ、知恵熱だな、ワシって純情だから。（支離滅裂）

なんやかんやで黒幕として働きまくりの日常であります。

そんな、なかで。

オフィス内の机やキャビネットのカギを管理せねばならんのだけれど、
どうもワシは時間が取れそうにもないので、やや不安であったもののの、
パートさん（５０歳・主婦）に、指示を出した。
（ワシもパートさんなんですが・・・）

いまやフツーの会社では、手書き文書なんてものはなくなっていて、
「心を込めなくてよいもの」は、パソコンで作成する。
我が社はワード・エクセル、という標準的なソフトを使っているのだけれど、
パートさん（５０歳・主婦）は、パソコンがほとんど使えない。

困る、これがとても困る。

いや、フツーの主婦なら構わんのよ、んなことできんでも。
そりゃ、うまくリンゴの皮むきができるほうが、役に立つわな。
ワシ、主婦歴５年、いまだにリンゴの皮はクルクル剥けませんし。

しかし、会社ではこれが困るのだ。

字が書けないのと同じ、ちうレベルで困るのだけれど、
本人は分かっていないのが、さらに困る。

「わたし、機械に弱いんで」と、仕事を断りやがる、くそ。
→しわ寄せが全部ワシに来るのです、くそ。

でもまぁ、できんものは仕方がないので、
テプラで作った番号シールを渡して、（ちなみにテプラすら使えない）
カギの管理（の準備）をお願いした。

作った番号シールは２枚づつ。

カギ、ちうものは、カギ本体と鍵穴で１セットだから、
シールが２枚ちうことは、本体と穴に１枚づつ貼るんやね、
と、これはもう、言わずもがなですわな。

なのに、なのに。

パートさん（５０歳・主婦）は、カギ本体のウラオモテの両面に、貼り付けましたよ。

おぉ！こりゃ落ちた時にどっちが上向いていても、わかりやすいねっ！

て、ちゃうがな、ちゃうがな！
どこのカギなんかがちーっともわからんがな、おぃっ！

ワシ、夜の１０時から、再度テプラシールを作成。（涙）

パソコンができんのは、まぁ仕方がないとしてもですよ。
シールくらい、ちったぁ考えて貼り付けできんもんかね？

ウチの甥っ子（幼稚園の年中さん）の方が、まだマシだよ。
楽しそうにシールを貼ってくれる分、ずーっとマシだぜ、おい。

とほほ感を漂わせていると、別のパートさん（６０歳・独身）がやってきた。

「この前の契約書、使えないみたいなのよ」

取引業者さんと契約をせねばならんので、
総務担当の彼女には、サンプルの契約書を渡してあったのだ。

あらら、文言にマズイところがありましたかね？
弁護士さんにもＯＫもらっていたのだけどねぇ。

「うちの会社の名前を入れるところが、○○会社って、なってるのよ」

おぉ！そりゃ大変だ。ウチの会社は○○じゃないですもんねー、って！

だーかーらー、そりゃ、サンプルなんじゃー！

○の部分には社名を入れてください、よろしくよろしく。（気力なし）

「じゃ、△の部分はこのままでいいの？」

えぇワケねーだろがっ！
△は業者さんの名前を入れるんじゃ、バーロー！

その後も延々と、頭を動かさないやつらの質問が続く。

・Ａ３サイズで大きいのはどうするのかしら？→縮小コピーしてください
・何パーセント、縮小なのかしら→そりゃコピーが勝手にしてくれます
・シールの向きは、どっちが上ですか？→見やすいと思う方向でいいです
・端っこの余白は切り取りますか→どっちでも、えぇです

そんなことまで、ワシに聞くなよ、おい。

てか、我が社は何故こんなに、年齢層が高いのだ？

いや、年齢が高いのが悪いのではないな。

実家の父は７０近いけど、エクセルはバリバリ使えるし、
テプラシールだって美しく作って貼り付けできるし、
契約書だって自分で考えて作れるぞ。

あぁどなたかフツーに事務ができる方、ワシを手伝ってくれませんかねぇ？

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あぁ、ポッキリ価格に弱い、ワシでありました。