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テーマ:デザインコラム(294)
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何かとモノ持ちの僕なので、バックもいろいろあるんですが
その中でも気に入ってるのがヌメ革のリュック ドイツのBREEというメーカーのです ヌメ革とは皮をなめすとき、クロムなどの化学薬品を使わず 植物性タンニン(渋)のプールに何十日も(BREEでは90日だそうです) 漬け込んでなめした革のことです 普通の革と違い、水に強い、乾燥に強いという特徴の他に ヌメ革製品を使う一番の理由でもある、色の変化があります それは、染色もコーティングもしていない、革生地のままなので 使っていくうちに風合いがでてきます 最初は薄いベージュ色だった革が 太陽の光にあたることで艶が出て、だんだん色付いてきます それもゆっくりと・・・ 最初の一ヶ月は使っちゃいけません ひなたぼっこです ここでしっかり日焼けしてもらわないと後々汚くなります (革本来のオイルがしみ出て自然にコーティングされる) お店のみなさんも手袋が必須です その段階で手の油が付くと一生消えません! 家の御方はいきなり失敗しました (ちゃんと説明したのにラーメン屋に持っていっちゃった・・・) うっすらと色が付いたら使えるようになります ここからは丈夫丈夫!雨に濡れようと平気です 汚れたって水拭きできます (油はシミになっちゃうので注意) 5年ぐらい使うと色に深みが出てきます 10年でやっとここまでです (写真右側はポケットの内側であまり焼けてないところです) なんとものんびりした話ですが、人それぞれ使い方によって 同じ色にはなりませんし、愛着が出てきます いつかは綺麗なコニャックカラー! と夢見ながら・・・あと何十年? みなさんも育ててみませんか? 小物の方が色変わりが早いようです 5年モノの財布の方が色が濃いですね 反省- どうも難しい革と思わせてしまったようですが BREEではサービスで最初の1ヶ月間の日光浴を代行してくれます 苦手な方は頼むのも良いかもしれません・・・ って僕はBREEの回し者か? BREE-オフィシャルページ nagoo 本館 http://www1.odn.ne.jp/nagoo/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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