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2019.05.15
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カテゴリ:神社仏閣・御朱印
5/11~12
夫婦で伊勢神宮別宮と周辺の一之宮を巡ってきました
名古屋発8:30、最初の目的地「椿大神社」のある鈴鹿を目指し新名神へ


新しい鈴鹿PA(PIT SUZUKA)でピットイン、久し振りの遠征ですが愛車は至って順調

最初の目的「椿大神社」へは10:00に到着
土曜日ですがこの時間だとそれ程参拝客も目立たない

「獅子堂」
境内入口に鎮座します
交通安全祈祷、車の清め祓いをして頂く場所
獅子堂は聖武天皇の勅願により獅子頭が奉納された事から由来するそうです
3年に一度この堂の前で獅子神御祈祷神事が行われます

本殿に続く参道
鳥居の先の右には恵比寿様、大黒様が祀られた堂があります
強い日差しが杜の中に射し込んできました

神明造りの本殿
猿田彦大神、天孫瓊々杵尊、栲幡千々姫命、木花咲耶姫命、天之鈿女命、行満大明神の他、合祀三十二神が祭られています

伊勢一之宮「椿大神社」本宮御朱印

本宮の右に別宮「椿岸神社」
猿田彦大神の妻、天之鈿女命を祀ります
芸道の祖神、鎮魂の神、夫婦円満、縁結びの神として崇敬されています

鈿女本宮全景
境内には「かなえ滝」、「扇塚」、「招福の玉」、「夫婦輪石」などパワースポットも点在しています

鈿女本宮本宮御朱印

参集殿北側の二社
右が椿護国神社と縣主神社
『椿大神社』
伊勢国鈴鹿山系中央の麓に鎮座
人皇第十一代垂仁天皇の27年秋(西暦紀元前三年)倭姫命の御神託により、「道別大神の社」としてこの地に創建され、全国に2千を超えると言われる猿田彦大神を祀る神社の本宮
住所 / 三重県鈴鹿市山本町字御旅1871
アクセス / ​鈴鹿スマートICから車で10分程

参拝客が増えてきた椿大神宮を後に、名阪国道で伊賀之国一宮『敢國神社(あえくに)』に向かいます

伊賀之国の一宮の総鎮守大氏神『敢國神社』
駐車場から神社全景、右の赤い幟が立つ通りが表参道です

杜を左手に見ながら参道をしばし歩くと左側に社号標と朱い両部鳥居が見えて来ます

鳥居から拝殿の眺め
参道は石段となりその先が拝殿、緑豊かな杜が社殿を囲みます

朱が鮮やかな流造の本殿
本殿両脇には二社が祀られています
手前木の陰になってしまった社が六所社、奥が九所社
主祭神 / 大彦命
配神 / 少彦名命、金山比咩命

拝殿の左に建つ神饌殿から左に裏参道を下っていきます
右に若宮八幡宮、左に子授社が祀られています

鳥居からは石段の先に楠社とむすび社へ続く

むすび社鳥居左に神明社

神明社から下る、鳥居を構えた玉垣に囲まれた一画が大石社

大国社から更に裏参道を下った所に建つ門と青もみじがとても印象的だったので一枚
こちらの建物について調べて見ましたが具体的な名称は見つかりませんでした

市杵島姫社
表参道から鳥居に向かう参道の左に祀られています

伊賀一宮『敢國神社』
祭神 / 主祭神 / 大彦命
配神 / 少彦名命、金山比咩命
創建 / 658年(斉明天皇4)と伝わる
住所 / 三重県伊賀市一之宮877 
アクセス / ​椿大神社から名阪国道経由、車で50分程

かみさんのスケジュール通り順調に目的地を廻れているようです
次はお昼御飯です、どうやら蕎麦の様です、敢國神社を後に
県道676号線を南西に、国道163号線を甲野方向へかみさんの指示に従い車を走らせる事15分
幅員が耕運機が精一杯の畦道を走れと・・・・・
車のサイズを間違ってないかい、今日はおやじの車で移動している
軽の様には取り回しが楽ではないのに・・・・・更に直角に曲がれと
田んぼの畦道、幅員一杯の小さな橋を越え辿り着いたのが、古い農家をそのまま生かして夫婦で営む蕎麦屋「我流庵」

店内は農家の趣そのもので落ち着いた照明、座敷から見える庭園を眺めながら蕎麦を提供してくれる
おやじは粗挽き蕎麦、かみさんが三種盛り(ニ八・粗挽き・十割・吟醸からその日の仕込みで三種)
当日は初夏の陽気、冷たく腰のある粗挽き蕎麦の喉越しはとても心地いいものです

ここからは個人的な感想になります
蕎麦の香りが弱い、かみさんの三種盛りで出されていた緑色の蕎麦は蓬を練り込んであるとの説明を受けたけれど緑色でほんのり蓬の風味の漂う蕎麦、もはや蕎麦ではないような
5点評価で2.5点か? 
個人の評価はともかく、店内では「やっと来れた」、「久し振りに食べれる」の声が聞こえてきます
店名の「かかかび」は密教十三仏真言の地蔵菩薩「オン カカカビ サンマエイ ソワカ」から来ているようで、オリジナルの我流を意図した店名ではないようです

我流庵(かかかび)
住所 / 三重県伊賀市甲野1629  ​『敢國神社』から15分程度
℡ / 0595-51-4307
定休日 / 月・火・水・最終日曜日
営業時間 / 11:30~14:30

次は本日の最終チェックポイントで今回の最大の目的地「皇大神宮別宮 瀧原宮」に向かいます
新緑の山々を眺めながら2時間程のドライブです

瀧原宮、瀧原竝宮の鎮座の由緒は古く
『倭姫命世記』によると約2000年前まで遡ります

鳥居の前に漫画で描かれた由緒によると
「第11代垂仁天皇の皇女倭姫命が、天照大神の使いの者として、御鎮座する地を求め大和から伊勢方面に旅をしていた。
旅の途中、倭姫命が流れの早い宮川を渡れず困っていたところ、近くに住んでいた真奈胡神がお出迎えして川を渡してあげました。
倭姫命はそのお礼に真奈胡神を崇める御瀬社を贈りました。
それが今の三瀬川にある皇大神宮摂社・多岐原神社です。
倭姫命は真奈胡神の案内で三瀬坂峠を越え、祝詞山の頂上に立ちました。
倭姫命はこの美しい土地を天照大神の鎮座する地に選びました。
これが瀧原宮の起源です。」とある、文字の羅列より分かりやすくて見やすい

ここが特別な空間である事は参道脇の年輪を重ねた杉並木からも伝わってきます

参道脇の杉並木から視界が開け、社が並びます手前から瀧原竝宮と瀧原宮
四つの神明造りの社があり、参拝順に写真を掲載します

瀧原宮
瀧原竝宮の右に南向きに鎮座、祭神は天照坐大神皇大御神御魂

瀧原竝宮
瀧原宮の左に南向きに鎮座し、祭神は瀧原宮同様で天照坐大神皇大御神御魂

若宮神社
瀧原宮の東に隣接する石段を上がった場所に南向きに鎮座します
祭神は若宮神とありますが
天水分神(アメノミクマリノカミ)との説もあり定かではないようです

長由介神社
瀧原宮の東で若宮宮に向かう石段の右に西向きに鎮座、川島神社が同座されています
祭神は長由介神と川島神を祀ります
由緒は古いものの詳細は不明です

宿衛屋
杉の木立から差し込んだ陽光で青もみじが浮かび上がっていました
御朱印はこちらで頂きます

まだ馴染めないけれど令和なんですよね

参拝を終え駐車場に戻ると時計は5時前、陽は随分と傾いていました
この時間になると訪れる参拝客は少なくなります

瀧原宮
住所 / 三重県度会郡大紀町滝原879-1
アクセス / 我流庵から道の駅「奥伊勢 木つつき館」まで1時間45分程


今日の参拝予定はここまでです
車中泊予定の道の駅「紀伊長島マンボウ」に向かう事にします
その前にここの近くにある「阿曽温泉」で汗を流す事にします

古い校舎を温泉施設に再利用した阿曽温泉、外観は田舎の小学校そのもの
やや茶色に濁った温泉で、湯上り後につるつる感が現れてきます
高血圧、動脈硬化、関節痛、疲労回復に効果があるようです

阿曽温泉
住所 / 三重県度会郡大紀町阿曽429
アクセス / ​瀧原宮から国道42号線を5分程南

温泉で汗を流したところで、国道42号線を南下し道の駅に向かっていきます
15分程南下した国道沿いの「ミルクランド」に寄り道、風呂上りのソフトクリームを食べる事に

一見コンビニのような外観ですが、地元の大内山牛乳を使ったソフトクリームが人気で、それ以外にもバターやベーカリーに魚、野菜等も販売する不思議なお店です
濃厚なソフトクリームは夫婦ともに高評価、おいしかったです
ミルクランド糸川販売店
住所 / 三重県度会郡大紀町大内山3600-2
℡ / 0598-72-2304

陽も落ち始めて来ました
「道の駅 紀伊長島マンボウ」はここから15分程の様です

「道の駅 紀伊長島マンボウ」へは6:30到着です
ここまで約260km、燃料計は55%、旧車ながら良く頑張って走ってくれました
無給油で戻れるか?

道の駅マンボウは国道42号線沿いの片上池(汽水湖)畔にあり
芝生広場が広がる居心地の良いロケーションです
大きな駐車場が2か所ありますが、道の駅の前にある駐車場は既に車中泊の車で一杯
空いている東駐車場へ車を停めベッドの準備を済ませたところで日没を迎えました
こちらの駐車場はトイレも新しく、自販機は無いのですが道の駅へは桟橋を渡って2~3分です
女性にはお勧めかもしれません
住所 / 三重県北牟婁郡紀北町​紀伊長島区東長島2410-73

いつでも寝れる体制を整え、冷たいビールで一息ついて夕食を考えよう
道の駅でも食べれますがこの時間では営業時間を過ぎています
国道沿いには焼肉屋、焼き鳥屋などあり選択肢は多い場所です

かみさんの希望で道の駅から徒歩5分程にある与太呂寿司へ
暑い一日の締めくくりは冷たいビールで乾杯
一日を振り返りながら写真の「お勧め地魚握り」とかみさんは「旬の握り」
その他にさんま寿司に岩ガキなどオーダー、やはり海に来たら海の幸に限る
若干大将の癖は気になるものの、おいしく頂きました

与太呂寿司
住所 / 三重県北牟婁郡紀北町東長島415-9
℡ / 0597-47-0850
道の駅から片上池沿いに徒歩7分

帰り道に空を見上げれば、老眼の眼にも満天の星が飛び込んできます
・・・・・こんなに星が見えるものなのね、街は過剰に明るすぎないかい?

ナビゲーターのかみさんによれば、明日は海岸線を走り鳥羽方向に目指すようです
どこに向かうかはかみさんにお任せですが、畦道だけは勘弁してほしいものです
2019/5/11

関連記事 / 『皇大神宮別宮と一之宮』​一泊二日紀伊長島御朱印ツアーday2





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Last updated  2022.12.24 09:16:18
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