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カテゴリ:ミクロの世界
庭のちんちくりんな竹林を伐採しました。
去年も妄想が過ぎたようで、今年も沢山の小さな孟宗竹が出ています。 筍だったらよいのですが、すでに竹の子になっていたので、除去しました。 いつもなら、香りをかぎ、内部構造を調べ、すこしかじり、畑の肥やしになってしまうのですが、 今年は不純な動機で始めたブログ用にスライスをしました。 思えば、初めて顕微鏡でのぞいた物体は、顕微鏡とセットで入っていた竹のサンプルでした。 それ以来ぶりの竹の顕微鏡図です。 図1 : 竹 しゃきしゃきと スライスすれば しゃきしゃきと 答える音の いるあたたかさ (サラダ記○日のパクリ疑惑濃厚につき閲覧注意) ♪ スライスするごとに竹の香りが鼻をくすぐります。 いつぞやのニラとは大違いの、天に向かって背伸びをするような良い香りです。 図2 : 図1の解説 『竹の内側』 というのは、ドーナツ状になっている形の内側半分の部分です。 維管束がランダムに配置されている構造は、まさに単子葉草本茎の特徴です。 双子葉本茎ならば、行儀よく維管束は円形に並んでいます。 「え? 維菅束がバラバラなのは遺憾ですって?」 「・・・じゃあ、一列に円形に並べましょうか」 「そうしよう」 という会話が交わされ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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