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カテゴリ:教育問題
小川に出かけて魚とりをするときは、昔は、台所にある深いザルをちょっと借用して出かけたものである。
ザルで魚を取るには、川草の下手にザルをおき、片手で押さえながら足をじゃぼじゃぼいわせて魚を追い立ててザルの中に追い込んでいく。 頃合をみはからって、ザルをあげると、竹で編んだザルいっぱいに水が入っていて重いけれども、ザルのすきまから水がザアザアと出ていくようにザルをぐーるぐーるとまわす。水がだんだん少なくなってザルの底が見えるようになってきたとき、鮒がかかっていれば、鮒がザルの底でピンピンはねて暴れまわる。これがワクワクするほど楽しい。 腰が痛くなってくるまでそうやって川の中を歩いては、魚のいそうな場所を見つけて魚をとり続けた。辛抱強さは、子どもたちを夢中にひきつけるこういう面白い遊びを心ゆくまでする間にいつの間にかできていったように思われる。 とってきた鮒やどじょうは、今度は、家の裏に小さな池などを掘って、水を張りそこに入れて遊んだりした。 ご訪問有難う御座います。下の2つの教育ブログ・ランキングに参加しています。 よろしかったら下のそれぞれのマークをクリックした下さい。ランクの点数が加算されます。 ![]() 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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