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こいつは馬鹿なのか?
仮にも労働関係を描く小説を書いている作家のくせに、辞める権利を否定して、辞められないことを勇気と表現するとは。 公務員相手になら、どんな無茶ぶりでも許されると言う歪んだ価値観が根底にあるのでしょうな。 『新しい職場で新年度を迎えた人も多いでしょう。組織人になると、思うようにならないことばかりです。そんな時、思い切って辞めるか、しぶとく残るか。それぞれの春の決断を考えます。 ■半沢にはない、退職の選択 朱野帰子さん(小説家) 総務省の不祥事で、官僚が相次いで辞職しましたよね。公務員にあるまじき…』 かつては終身雇用が当たり前でした。 定年前に会社を辞める奴は半人前の出来損ないと罵られて、送別会さえ開いて貰えないこともザラでした。 しかし、企業側が経営上の理由を等を盾に労働者を解雇する権利を持っているように、労働者側も自らが働くに値しない企業を見限る権利を持っているのです。 熟考の上で踏みとどまらない勇気は、くだらないプライドにしがみついた辞められない呪縛に捕われた者よりも、遥かに尊いものなのです。 それが分からない奴が、「私定時で帰ります」なんて小説を書いているかと思うと、愕然としますわ。 自身の書いた作品に泥を塗るような意見を垂れ流すのは止めて欲しいですな。 星新一は言っていました。 作家は作品で語るのみ、と。 だから、彼は後書き無用論者だったのです。 その意気やよし!と思わざるを得ませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 17, 2021 09:57:48 AM
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