廉価でない廉価版
さて、Sofmap.comで買った新しいマザーですが・・・GA-H61M-D2-B3・・・Z68マザーじゃないのですか?はい?Z68マザーじゃないのですか?・・・だってZ68マザー高いし。そこまでいろいろ機能いらない、というか必要最低限のものだけでいいやってことでH61マザーにしてみました。で、このGA-H61M-D2-B3ですが、・H61採用・USB3.0なし・SATA3なしという、かなりの機能省略版でありながら価格が7,000円台後半とたいして安くもなく、まあ、おおよそ売れなそうなマザーではあります。実際、レビューなんかもほとんど見かけませんし。というわけで、実際どんなもんか自分で買って確かめてみようということで購入。一応GIGABYTE製ですから電圧関係はいじくれそうですしね。とりあえず、ざっと見た感じ・メモリスロット2本・PCIなし・4フェーズ電源・オール固体コンデンサ・DualBIOSとまあ、価格なりの装備よりほんのちょっとプラスアルファくらいでしょうか?物理的には特に面白みがあるところはなさそうです。んで、とりあえず電圧設定ですが、P67/H67のそれと比べれば少ないものの、主要な項目については設定可能です。設定範囲はDynamic Vcore :Auto,Normal,-0.32V~+0.64VQPI/Vtt Voltage:Auto,Normal,0.9V~1.5VGraphics DVID :Auto,Normal,-0.20V~+0.48VPCH Core :Auto,Normal,0.9V~1.5VDRAM Voltage :Auto,Normal,1.1V~2.4V(Core i3 2100Tを載せた場合)と、しっかり下方向に電圧設定できるあたりは廉価版(まあ、たいして安くはないのだが)と言えどさすがGIGABYTE製マザーといったところでしょうか?とりあえず、電圧等々をいじくるのは後回しにして、ちゃっちゃと組み上げて動かしてみることにします。簡単な構成CPU:Core i3 2100TCPUクーラー:リテールマザー:GA-H61M-D2-B3メモリ:DDR3 1333 2GBx2SSD:Intel X25-M 80GB排気ファン:8cm1200rpmx2電源:絢風300 HK400-52PPOS:Windows7 HomePremium 32bitその他:マウス、キーボード、LAN接続まあ、マザー以外はコレとかコレとかコレとかの時とほぼ同じ構成です。消費電力 CPU:Core i3 2100T 設定:全てデフォルトアイドル時:18W (1.6GHz,0.744V)BOINC実行時:39W (2.5GHz,1.092V)Prime95 :46W (2.5GHz,1.092V)※電圧はマザー付属のEasyTune6から低消費電力という点で見れば結構優秀ですね。5シリーズまでのGIGABYTEマザーはマザー自体の消費電力が高め(その代わり電圧設定が柔軟)というイメージでしたが、6シリーズになってからはマザー自体の消費電力も下がっている・・・ように思えます。と、これといって新機能はないものの、このクラスのマザーにしては電圧設定(特に下方向)が幅広く、極一部の方にとってはかなり価値ある一枚になる・・・かもしれませんね。次回は2600等々を乗っけて低電圧化をしてみようかと思います。