GT110b その9 ファンについて
さて、GT110bについているファン・・・といいますとケースに一つCPUクーラーに一つ電源に一つの計3つ。このうちケースファンとCPUクーラーのファンについて。CPUクーラー(左)とケースファン(右)・ケースファンについて山洋電気 9cm(92mm)、25mm厚 9GA0912P4G05とある。 背面(ケース内側)にはしっかりファンガードが取り付けられている。さすが安物とはいえ鯖用です。・CPUクーラーについて付いているファンはDELTA製型番はAFB0912VHとある。特殊な形状ですが、ファン自体は9cmファンだと思います。んで、このCPUクーラー、比較的簡単にファン部とヒートシンク部を外す事が出来ます。というわけで、ファンを外してみました。こんな感じ。Core i3 530のリテールクーラのヒートシンクと並べてみる。左がCore i3 530用リテールクーラー右がGT110b付属のクーラーおそらくCore i3 530よりもさらに省電力のCeleronG1101を積んでる割にはデカいヒートシンクです。ちなみにですが、マザーへの固定方法はベタなブッシュピンタイプ。基本的にLGA1156用のCPUクーラーとピンの間隔は同じ。ですので他社ものに簡単に交換できると思います。・回転数についてさて、GT110bとファン、とくれば起動時のふぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおとでも言うですか?起動してしばらくは全力でファンが回るわけなのですが、この音が結構凄まじい。まあ、しばらくすればすぐ回転数が落ちて静かになるのですが、この全力で回っているときの回転数はどの程度なのか?というわけで、他のマシンに繋げて調べてみました。ケースファン :約4,000rpmCPUクーラー:約4,400rpm・・・結構な速度で回ってるのね。そりゃうるさいはずだわ。んで、GT110bではファンの回転数を「Normal」と「Low」の2つから選ぶことが出来ます。ただ、PCIに何かささっているときは「Low」は使えないというかなり謎な仕様になっています。一応ご注意を。んで、この時の実際のファンの回転数ですが・・・ Normal Lowケースファン 約1,400rpm 約830rpmCPUクーラー 約1,900rpm 約680rpmと、確かにLowモードの方が低回転になっています。ちなみに、これSpeedfanを使って計測した物・・・ですが、まあ、ちょっとSystemがファイヤーしてたり電圧絡みがおかしいところがあったりとあくまでコレを信用するのであれば上記のような回転数になっているはず。・・・まあ、ファンを手でとめるとちゃんと0rpmになりますし、またパッと見た目「まあ、そんな回転数くらいかねぇ?」という回転数で回ってますのでそんなに間違ってはいないと思いますが。んで、最後にこのケースファン、ノーマルで使うと非常に高回転でうるさい。ので、低回転で使おう、となると簡単な手段は5V化にでもなると思うですが・・・5Vでは自起動できません。少なくともウチではそうでした。というわけで、もし回転数落とすときはファンコンを使いましょう。