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【アイルの書】(全5巻)ナンシー・スプリンガー 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 遥かな昔、まだ創世の魔法がこの世にとどまっていた頃、アイルと呼ばれる小島があった。ある日、この地に不思議な少年ベヴァンが現われた。〈ものいう石〉の御告では、彼こそ神々の末裔――アイルを統べるべき〈上王〉であるという。これを心良く思わぬ闇の力〈長衣の君〉は、魔法の釜を用いて死者たちの軍勢を組織し、ベヴァン殺害を画策していた。ベヴァンは、これを知るや〈長衣の君〉討伐に旅立つが……。期待の新鋭が、愛と友情と冒険のタペストリーをケルト神話を素材にトールキン的世界で色彩豊かに織りなしたエピック・ファンタジイ!(「白い鹿」あらすじ) アイルの書、久しぶりに再読しました~ 以前、とっても親切なブログ仲間さんからお譲りいただいた本です。 既に絶版になっているシリーズなので、本当に本当に嬉しかったですよ~!! 表紙がとにかく美麗です…美青年の宝庫であります…目の保養です…(笑) そして現実逃避したい時にピッタリの作品。心が洗われるようです。。。 「白い鹿」「銀の陽」「闇の月」「黒い獣」「金の鳥」全5冊。 <アイル>と呼ばれる小島(おそらくアイルランドの事?)が舞台になっています。 それぞれ独立した物語として楽しめますが、少しずつお話が繋がっているのが嬉しいです ≪オススメPoint≫ アイルの書シリーズ ケルトファンタジー 心に沁み渡る 友情物語 5冊に共通して描かれているのは、なんといっても男同士の友情でしょうねぇ。 もちろん麗しい姫や、元気で魅力的な女の子も登場するのですが 女性が入る余地がないくらい、熱き友情で固く結ばれているのよね~(笑) たまに、愛の告白としか思えないような台詞が……ちょっと、キミ達不意打ちだわ。 「白い鹿」は、アイルの原点となるためか、最もケルト色が強い作品ですね! どこか人間離れした少年ベヴァンと、物語のタイトルでもある白い鹿がとても神秘的。 「銀の陽」では、ハルとアラン、「闇の月」ではトレヴィンとエムリストの冒険譚。 巻を追うにつれてケルト色が弱まっていくのは残念ですが、どれも温かみのある物語です。 ちょっと毛色が違うのは「黒い獣」でしょうかねぇ 冷たい氷のような美貌を持つ兄・ティレルと、ティレルを一心に慕う弟・フレインの物語。 血の繋がりのない兄弟ですが、愛憎相半ばした感情がとても痛々しかったです。 ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
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