1月☆読書メーターまとめ(1)
毎月恒例、1月の読書メーターまとめです~今回はまさかまさかの5分割(笑)マンガが小説を超えてしまいました……1月の読書メーター読んだ本の数:46冊(小説16冊・漫画30冊)読んだページ数:8453ページ9の扉 リレー短編集リレー短編集とはこんなに面白いものなのか!北村薫さんの「くしゅん」から始まり、次の作家へと好きなお題を回していくという面白い趣向。どの作品もフォントが違ったり作者さんがお題を回す時のコメントも楽しかったり・・・と、何やら遊び心がたっぷりの短編集に仕上がっています。鳥飼否宇さんと麻耶雄嵩さんの作品は、まさかあんなラストが待っているとは・・・予想外の展開にゾッと鳥肌が立った。アンカーは辻村深月さんが「さくら日和」で見事にまとめあげてくれました!読了日:01月31日 著者:北村 薫,法月 綸太郎,殊能 将之,鳥飼 否宇,麻耶 雄嵩,竹本 健治,貫井 徳郎,歌野 昌午,辻村 深月バルサの食卓 (新潮文庫)「守り人」シリーズや「狐笛のかなた」を読みながら、何度「この食べ物が現実にあったら・・・!」と思ったことでしょう。それが写真付きレシピ集で(しかも物語からの引用までアリで)発売していただいたのは嬉しい限りです!どれも垂涎モノですが「タンダの山菜鍋」は北海道の冬にピッタリ。近いうちに絶対作ろうと心に決めた。プーアル茶に牛乳と蜂蜜を入れる「ラコルカ」と、バター&蜂蜜をたっぷりのせたマフィンに牛乳を浸して食べる「ファコ」・・・あぁ、空腹時にはこの本目の毒だわ(笑)読了日:01月28日 著者:上橋 菜穂子,チーム北海道デッドヒートDEADLOCK2前作は刑務所内という閉じられた空間だっただけに、常に一触即発のピリピリした雰囲気でしたが、今回は新キャラも登場して別な意味で張りつめた緊張感が漂っています(笑)CIA側のディックとFBI側のユウトが追いかるのは、人間の心を持たない殺人鬼コルブス。目的は違うけれどたどり着く先は同じ。決して許されない逢瀬だけに二人の再会シーンは短くても濃厚。ユウトの押し引きの妙は天性のものなんでしょうねぇ・・・二人の絡みを除けば某海外刑務所ドラマを観ているような感覚で、ストーリー自体もスピード感があって面白いです!読了日:01月28日 著者:英田 サキネリヤカナヤ~水滸異聞 3 (アックスコミックス 3)救いようのない展開続きなのに、ページを繰る手が止まらない。新キャラ柴進も登場し、だんだん描き込みも半端じゃなくなってきました。ますます続きが楽しみです♪馬の斑の賢そうな瞳にもキュンときます。読了日:01月27日 著者:朱鱶 マサムネネリヤカナヤ~水滸異聞 2 (アックスコミックス 2)先生~~・・・こんな展開になってしまうとは。戦いの描写が容赦ないですねぇ。御史台も役立たずで、しっかり自分の仕事をしてくれと活を入れたくなります(笑)それにしてもこんなムキムキの和尚って・・・読了日:01月27日 著者:朱鱶 マサムネネリヤカナヤ~水滸異聞~ 1 (アックスコミックス 1)これぞ好漢!と言えるべきキャラがたっぷり登場しますねぇ。「豹子頭」の異名を持つ林冲の圧倒的な強さと、殺生を嫌う心優しさ。この不安定なようで絶妙なバランスがたまらなく魅力的。腐敗した世の中で、どこまで義を貫けるのか?今後の仲間との出会いにも期待大。水滸伝を知らなくても十分楽しめました!読了日:01月27日 著者:朱鱶 マサムネ萩尾望都作品集 (〔第2期〕-15) (プチコミックス)<モザイク・ラセン>他の作品に比べるとややインパクトの薄い作品かも。主人公の少女は、昔から何度も夢の中である少年に出会っていた。二人は徐々に成長してゆき、ある日現実世界でその少年に出会ったが・・・というお話。夢、現実、だけでなくさらに異世界まで話が飛ぶのでお話についていくだけで精一杯でした^^;読了日:01月27日 著者:萩尾 望都萩尾望都作品集 (〔第2期〕-8) 訪問者<訪問者>どの作品も胸にズシリと重たい読後感。放浪癖のある父親と、幼い息子の生活を描いた表題作「訪問者」は、涙せずにはいられません・・・自分の居場所は何処なのか。自分は父親に必要とされているのか。家の中の子どもになりたかった、ただそれだけの願いすら叶わない少年の気持ちがとても痛々しいです。余談ですが、「偽王」に出てきた青年が激好みで参りました(笑)読了日:01月27日 著者:萩尾 望都萩尾望都作品集 (〔第2期〕9) (プチコミックス)<半神>再読。どの短編もSF色が強い作品ですねぇ。十数年ぶりに読んだけれど表題作のインパクトの強さは忘れられません!腰の当たりでくっついている双子の姉妹ユージーとユーシー。片方は美しいが頭が足りず、片方は醜いがとても賢い。そんな彼女達を切り離す手術を行った結果・・・読み終えた後に、何とも言えぬ虚無感でいっぱいになります。超能力を持って生まれてしまった少年の悲哀を描いた「あそび玉」も好き。読了日:01月27日 著者:萩尾 望都* * * * *萩尾望都さんの作品集、どれも素晴らしかったです!!「半神」以外は未読。色々な作品があったけれど、やっぱりSF系が好きだったなぁ。萩尾さんの描かれる青年は、何ていうかもう「美しさ」を超越してますね。画像がないのが残念です。。。特に「訪問者」の中の「偽王」という作品に出てきた青年。中性的な美貌にもう目が釘付けでした(笑)