10月☆読書メーターまとめ(2)
続きです!戦國ストレイズ(7)(ガンガンコミックスJOKER)7巻目にして、やっとかさねちゃんが表紙になりました!今までは殿ばかりで見分けが付かない~とぶうたれていたけど、いざ変わってみると何故だか切ない気持ちに・・・。今回は殿、道三の魅力に押され気味ですね。今かさねの世界ではどれだけの時間が経過しているのか?現代に残してきた弟達が気になります。読了日:10月30日 著者:七海 慎吾ウィンブルドン (新潮文庫)面白かった~!!こんなに小気味良い作品を読んだのは久しぶり。オーストラリアの世界ランク2位のテニスプレーヤー・ゲイリーと、旧ソの天才テニスプレーヤー・ツァラプキン。二人が瞬く間に惹かれ合い、まるで兄弟のような関係を築いていく微笑ましい前半から一転して、後半は手に汗握るサスペンスに。ウィンブルドン決勝戦の勝者は殺害されるという脅迫状。犯人は誰か?どうやって出し抜くか?ゲイリーとツァラプキン、果たして勝者は?くっ・・・何だか好きな要素が盛りだくさんだわ~(笑)読了日:10月28日 著者:ラッセル・ブラッドン燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)あぁ、読み終わってしまった・・・。「降伏」という言葉は、歳三の頭にはこれっぽっちも思い浮かばなかったのだなぁ。圧倒的不利な戦に、捨て身で飛び込んでいく強さ。自らの命ではなく、武士としての誇りを守ろうと死地に赴く姿には胸が熱くなりました。近藤局長の最期だとか、病床の沖田さんが人知れず儚く散ってゆく様子だとか、涙なしには読めません。・・・が、きっとこれからも何度も繰り返し読むであろう大好きな作品になりました!最高に格好良い漢たちを堪能したい方は是非。読了日:10月28日 著者:司馬 遼太郎燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)今まで司馬遼太郎さんの本は、文体が古めかしくて読みづらいんだろう、と敬遠していました。・・・が、何だこれ!めちゃくちゃ面白い!新撰組に決して洗練さは感じられない。主人公の土方歳三は泥臭くて、喧嘩っ早くて、プライドが高くて、でもどこまでも真っ直ぐだ。例え嘲られようとも決して自分の信念を曲げない。「武士」とは生き様の事を言うのだとしみじみと実感しました。土方さんも良いけれど、どこまでも飄々とした沖田さんが良いです。底抜けに明るい笑顔の裏で、時折諦観にも似た感情が滲み出てくるのがとても切ない。さて、下巻へ。読了日:10月21日 著者:司馬 遼太郎天と地の守り人〈第3部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)今までのお話が怒涛の勢いで収束していき、今はすっかり魂を抜かれたようにボンヤリしています。バルサ、チャグム、タンダ、シュガ、トロガイ・・・それぞれ歩んできた道がひとつに重なった時、胸が震えました。過酷な状況下でも目を逸らさずに、全力でぶつかっていくチャグムの姿に何度も涙が出ました。(成長したよなぁ・・・チャグムの一言一言が胸にグッとくる)バルサとタンダも幸せになれますように。守り人シリーズに出会えて本当に良かった。児童文学に対する概念を完全に覆してくれました。一生の宝物です!あぁ、まだ離れたくないよぅ。読了日:10月17日 著者:上橋 菜穂子咎狗の血 8 (ビーズログコミックス) あまりにハマってしまって、既刊本一気読みしちゃいました!シキは半端じゃないですね、色んな意味で・・・。今更ながらこの作品がどういうジャンルか思いだしました(笑)今までは戦闘シーンばっかりだったから^^;シキとアキラとの対決。イル・レ戦へ向かうリン。アキラを追うn。最終的にはイル・レ戦で皆集う事になるのかなぁ。次巻は冬発売。待ち遠しいです!読了日:10月16日 著者:茶屋町勝呂,(原作)Nitro+CHiRAL咎狗の血 7 (ビーズログコミックス)ついにシキが表紙に!人を蔑んだような瞳が・・・これで緑川ボイスじゃあまりに似合いすぎてニマニマしちゃいますね(笑)この物語に救いはあるのでしょうか?ゲーム未プレイなので何とも言えないのですが、登場人物皆が破滅に向かっているような・・・巻頭カラーページのアキラとケイスケの笑顔が、今となっては切ないです。リンの正体(?)も分かったところで、ますます悲惨な状況に陥りそう。読了日:10月16日 著者:茶屋町 勝呂,Nitro+CHiRAL咎狗の血 6 (ビーズログコミックス)どんどん面白くなってきました♪シキもいいけど、nが気になる。窓から落ちたアキラをふわりと包み込む場面、好きだなぁ。二人にとっては、再会になるのかな?nの哀しげな目と、nに執着を見せるシキの冷たい目が対照的ですね。常に死と隣り合わせの世界。実験体にされた子供達。アキラの血に隠された秘密。(核心に触れる展開?)かなり殺伐とした雰囲気ですが、すっかりこの作品の虜になりました!読了日:10月16日 著者:茶屋町勝呂,(原作)Nitro+CHiRAL咎狗の血 5 (ビーズログコミックス)何だかもう、昔の(といってもついこの間だけど)ケイスケの臆病さが懐かしくて仕方ないよ・・・。ラインの所為とはいえ、これだけアキラに執着を見せるのは、アキラに対する劣等感もあったんだろうなぁ。シキが追い続ける謎の男ニコル・プルミエとの関係も明らかになってきました!シキ、最初は血も涙もないような冷酷な人物という印象でしたが、過去が分かるにつれてだんだんとそのイメージが変わりつつあります。読了日:10月16日 著者:茶屋町勝呂,(原作)Nitro+CHiRAL咎狗の血 4 (ビーズログコミックス)ケイスケが全くの別人に~(驚)ライン中毒者は人格まで変わっちゃうの?超人的な強さを求めてあっさりラインの虜になる者、狂気のシステムを作りながら全く呑みこまれない者。ラインを使わなければいとも簡単に殺される。でもライン中毒者は不適合の恐れがある。一体どちらを選ぶのか・・・中立地帯バーのあの惨殺シーンは、映像で観たら悲惨だろうなぁ。どうでも良いですがシキの冷たい目がたまりません(笑)読了日:10月16日 著者:茶屋町勝呂,(原作)Nitro+CHiRAL