結婚26年アメリカ人夫婦の会話&晩ご飯日記

今日は「私がみたマークの夢」を描写する。

私はマークの夢を幾度かみたことがある。

夢の中の私の年齢はわからないが、夢の中のマークは30年前のままだ。

不思議なことに、夢の中で私はマークと話をあまりしない。私は言葉を選んでいる。夢の中の私は「マークに惹かれている17歳」なのかもしれない。いつも私はマークにドキドキしている。

ここ1ヶ月ほど、私は「マークとの淡い空想​」から「Qちゃんとの現実」に戻った。「過去のマークと過ごした思い出と彼の言語行動」を基に、48歳の私はマークを「20代アメリカ人男性のひとり」として洞察してみることにした。​洞察の結果は「マークの夢 (3)」をクリックして読んで下さい。​

頭のどこかでマークの記憶を意識していたようだ。私は「マークの夢」をみた。いつもとは設定が違う「初めてみるマークの夢」だった。

私はマークとカリフォルニアの大学キャンパスにいる。マークは大学生だ。私も大学生だ。私達は付き合っている。私はマークと大学キャンパスの広い売店にいる。Qちゃんが売店に姿を現した。

Qちゃんも30年前の大学生だ。マーク、私、Qちゃんは顔を合わせて軽い挨拶をした。その場でマークとQちゃんは笑いを交え数分立ち話をした。Qちゃんは夢の中でも社交家で誰とでも打ち解ける。マークとも親しく話していた。マークとQちゃんが会話をしている間、私はそう感じていた。

厳密に言えば、私達は「三角関係」だ。

マークとQちゃんは「​ななはどちらの男を選ぶのか？​」と優柔不断な私の決断を気長に待っている。マークとQちゃんは私より年上で余裕があるようにみえる。二人は妬み・ひがみ・嫉妬もなく「ななが決めればいい」と双方とも紳士的姿勢だ。

​​​​​​​売店でQちゃんと別れて、私とマークはカフェテリアで食事をした。飲料水が並ぶ冷蔵庫のガラスに「留学生の私」が写っている。夢の中の私は「大学生」だった。　しかし私の心は「４８歳」だった。​​​​​

​​​私はマークとサンドイッチを食べている。マークと会話はしているが、夢の中の私は言葉を選んでいる。夢の中の私は外見は大学生でも内面は48歳だ。私は英語は話せるはずなのにマークの前では「​Be myself (ありのままの自分)​」を出せていない。私はテーブル席のマークに「隔たり」を感じていた。​​​二人の関係がとても不自然だった。

​​​​夢の状況が変わり、私とマークは講義室の廊下で扉が開くのを​待っていた。理由は覚えていないが、マークが少し不機嫌になり、私達の会話は途切れた。何度か私はマークに話しかけたが、聞こえていないのか、無視しているのか、彼は黙って目を背け続ける。私には「マークの振る舞い」が「典型的 (悪印象の) アメリカ人学生」に写った。私の心は４８歳だ。私はマークを「娘（留学生なな）の婿候補」として洞察・観察する余裕があった。

​​また夢の状態が変わり、今度は夕暮れ時のキャンパスになった。私とQちゃんとマークは人気のない大学屋外のテーブルで雑談をしている。話の途中でマークが「私の知識の無さ」を嘲笑った。私は少し不快でも「マークは頭が良い人だから、私を小馬鹿にする。いつものことだ。」と​​下を向いて何も言えない​​​​​​​​​「​​日本人留学生​​」がいた。

するとQちゃんが私の肩を優しくゆっくりと摩りながら「​That's O.K.  You will learn.   That's is why you are here in college.  Don't worry.」と私に言ってくれた。私はマークの顔を直視できないが、Qちゃんの顔は直視できた。Qちゃんは穏やかで優しい目をして微笑んでいた。私には「Qちゃんの頭が白と黄色の薄いオーラ」で包まれているのがみえた。

私は「直感」した。マークもQちゃんも「学力優秀」だ。しかしQちゃんは私を「小馬鹿」にしない。オーラに包まれたQちゃんをみて、私は「悟り」を得た。私は腹に力を込めてゆっくりと太い声で言った。

​​​​「THIS IS IT !」​​​​

突拍子もない「私の発言」に​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​マークもQちゃんも驚いた様子だ。

「What is it？」​マークが無表情で私に尋ねた。​

「What happen？　Are you O.K.？」​Qちゃんが心配そうに私に聞いた。​

「​​I decide.​​」私は二人の顔をじっくりとみて言った。

「What do you decide？」マークが真剣な目で私に聞く。Qちゃんも黙って私の返事を待っている。

​「​​​I decide who I will have a relationship with.​​」​​​​私は単語一つ一つをゆっくりと意識して答えた。テーブルで少し沈黙があり、マークの冷静な言葉が沈黙を破った。​

「O.K.　Whom are you chooseing？Which one？」​​テーブルの上にマークが自分の手を差し出した。追われるようにQちゃんも自分の手を差し出した。二人は互いに軽く微笑み合って「私の決断」を待っていた。私はQちゃんの手に自分の手を重ねた。​​

緊張していたQちゃんの顔が一気にほころんだ。Qちゃんは私に「Thank you.」と言った。マークはQちゃんに「Congratulation man.  Good luck with her.」といって互いの拳と拳をつつき合い「私とQちゃんの門出」を祝ってくれた。その場で私達は「三角関係」を終えた。

「O.K.　I'll go.  See you aound. Take care.」とマークは私とQちゃんに言うと黄昏のキャンパスを歩いて去って行った。私とQちゃんはマークの後ろ姿を見ていた。長身で細いマークの後ろ姿に私は哀愁を感じて、Qちゃんに言った。

「マークを追いかけて、最後にマークを抱きしめてきてもいい？　マークは私にとって大切な人には変わりはない。ねえ、Qちゃん、最後にマークを強く抱きしめて別れたい。許可してくれる？」

Qちゃんは黙ってうなずいてくれた。私はマークの名前を大声で呼びながら、黄昏でオレンジ色のキャンパスを歩くマークを追いかけた。マークが私に気が付いて、足を止めてくれた。マークに追い付いて、息を整える私にマークが言った。

「What is it？　What's wrong？」

「I want to hug you.   I want to give you my hug.」

「Oh,  o.k.」

マークと私はハグをした。私は両腕と両手で精一杯の力でマークを抱きしめた。マークも強い力で私を抱きしめてくれた。「I like you.  I loved you.  Thank you Mark.」と私はマークの胸元に顔を埋めながら言った。マークは何も言わず、私の言葉に応えるように、私の頭に彼の頬をこすりあてて、さらに強く私を抱きしめてくれた。夕暮れ時の大学キャンパスで、二人は数分間無言で抱き合っていた。

気の済んだ二人は体を離した。そして照れ笑いで二人は一緒に笑った。マークの背後に太陽があり、私は眩しくて最初はみえなかったが、マークは泣いていた。マークは涙を流していた。マークは私を愛してくれていたと、彼の涙姿をみて私は「マークの私への愛情」を知った。夢はそこで終わった。

今日の「マークの夢」はここまでにする。次回は「この夢の自己分析と解釈」をする。

「ななちゃん、いつまでこのシリーズは続くんだ？　長過ぎて、読むのに疲れちゃうよ。」

更新ブログを読むQちゃんが私にコメントする。　きっと読者の皆さんも「Qちゃんと同じように感じている」かもしれない。ごめんなさい。でも私は「マークへの想い」を分析して「マークへの淡い想い」を自分なりに納得して乗り越えたい。

さあ、今日1日を始めよう。

朝起きてトイレに行くと「蛾」が窓に向かって飛んでいた。外に出たいのだ。しかしサンクュアリの窓は全て網戸がかかっており「虫」は逃げることができない。



人間の手で虫を救出させるしかない。私はひらひら飛ぶ「蝶々」や「蛾」は怖くて手でつかめない。Qちゃんが起床したら「蛾」を外に出してもらうことにする。付加するがぴょんぴょん飛ぶ「バッタ」や「コオロギ」も怖くて苦手だ。

Qちゃんが西瓜の準備をしている。私は朝食を食べている。西瓜の「おしりの皮の部分」を私の頭に乗っけて遊び出した。



「なな河童だな。」



「なな河童の動画撮影をしてくれる？」　　「いいよ。」



「なな河童」も見苦しいが「テーブルの上」も物に溢れて見苦しい。



私は「​生徒に笑われる日本語教師・講師​」をしていた。「なな河童」になるくらい「屁の河童」だ。

豚肉が食べたい。揚物料理が食べたい。パン粉の代わりに「豚天」を食べる。



グルテンフリー小麦粉で衣を作る。私の家では小麦アレルギーを考慮して「グルテンフリー食品」しか使わない。時々私は「普通の小麦粉食品」を食べる。



とんかつの代用で「豚天」を食べる。冷蔵庫に残っていた少量の玉ねぎとパクチーで「かき揚げ」も揚げる。

法蓮草を炒める。



法蓮草の茎はスモーキーの夜の餌に加える。

晩ご飯：



豚天
ズッキーニ
ベトナムサラダ (きゅうり、玉葱、トマト、大蒜、ツナ缶）
法蓮草

いただきます。

豚天を狙う猫コロンボ。



スモーキーはテーブルの上に飛び乗れないが、猫コロンボは軽やかに豚天を食べることができる。要注意人物だ。

ごちそうさまでした。



今日の料理動画と日常動画は「​なな河童　豚の天ぷら​」をクリックしてご覧下さい。

おやすみなさい。

おまけ：

私はイライラすると気晴らしに過食に走る。それでも気分が収まらないと、次のストラテジーとして「日本動画」を観る。偶然にも「面白いコント」を発見した。私は和田アキ子さんが好きだ。アッコさん、元気に活躍しているかな。この映像は昭和かな、平成かな？　昭和時代は良かった。​下線をクリックして「コント」をご覧下さい。