カテゴリ:ソフトウェア
携帯電話で、ワンセグ放送をmicroSDカードに録画できる機能は、今や当たり前の機能になった。
microSDカードには、SD-Video ISDB-T Mobile Video Profileという共通規格に基づいて記録されるため、この共通規格に準拠した機器間で、データの互換性が取れる良さがある。 microSDカードに録画再生が可能な携帯電話であれば、ある機種で録画したmicroSDカードを別の機種に差し替えても、問題なく再生できる。 また、東芝のテレビREGZAで、USB接続のHDDにハイビジョン放送を記録できるが、テレビの固体番号に結びつけて暗号化されているため、記録したHDDをパソコンやREGZAにつなぎ替えても、録画した番組を見ることができない。 しかし、REGZAやブルーレイDIGAのワンセグ同時録画機能で録画したワンセグ番組をmicroSDカードに書き出すと、ワンセグの録画再生が可能な携帯電話などに挿せば、携帯電話上でその番組を見られるのだ。 パソコン用のワンセグチューナーでも、ロジテックのLDT-1S303Uのように、SD-Video ISDB-T Mobile Video Profile形式でSDカードに書き出せる製品も出てきた。 ただ、このようなチューナーを持たなくても、SDカードにSD-Video ISDB-T Mobile Video Profile形式で記録されたワンセグ番組を、パソコンで見たり、HDDへのムーブ、HDDからSDカードへのムーブなどを管理できるソフトが存在することを知った。 というらしい。 このソフトには、ワンセグ動画を管理する動画モード以外にも、音楽モードというモードもあって、こちらは、「SD-Jukebox Ver.6.0 Light Edition」相当とのことで、microSDカードに入れた音楽を、携帯電話で聴きたい人向けの機能だが、iTunesより色々制約があり面倒なので、あまり積極的に使う人はいないだろうな。 このソフト、私の知る限り最新バージョンはV1.5で、肝心の動画モードでは、ワンセグ番組のHDDでの管理、再生に加え、CM自動検出、マーカー編集もできるらしい。 もちろん、SDカードからのムーブ、SDカードへのムーブもできる唯一のソフトなので、ワンセグ携帯で録画した動画を集めてきて、パソコンで管理することができる大変貴重な存在だ。 Softbank携帯の920Tや、DMR-BW850でSDカードに書き出したワンセグ番組をパソコンのHDDに保存して、見られるのなら、是非とも欲しい。 今回、このソフトに興味を持ったのは、実は最近一部の放送局、時間帯で、ワンセグ専用の番組を放送する試みが始まっていて、先日、この番組を録画してみた経験からだ。 我が家には、ワンセグが見られる環境はSoftbankの携帯電話920Tしかないため、この機種で見たい番組を予約録画し、後で番組は問題なく見られたのだが、動画の容量が結構大きいので、このままでは録画した番組をmicroSDカードから消さないといけない。 しかし、せっかく録画した番組なので、パソコンに残せないかと情報を検索していたら、SD-MobileImpactというソフトの存在を知ったという訳だ。 どうせなら、せっかく作った自作AVパソコンにインストールして、録画したワンセグ番組も、このパソコンですべて管理したい。 しかし、このソフト、単体では発売されていないのだ。 パナソニックやシャープの一部のワンセグ携帯電話に添付されて、出回っているのみ。 そのため、どうしてもこのソフトが欲しい人は、ヤフオクなどで、上記の携帯電話も持つ人が売り出したCD-ROMを落札して手に入れているようだ。そのため、結構高値で取引されている。 次善の策は、白ロム携帯電話だ。このソフトが付属している白ロム携帯電話が、ボロボロでいいから、どこかで安くで売ってないかなぁ? 本当は、パナソニックからパッケージソフトとして公式に発売して欲しいところだが、最近のワンセグ携帯電話には、パナソニック製でも、このソフトは添付されておらず、バージョンアップも、昨年以降行われていないようで、望み薄だ。 それでも、何とか、このソフトを手に入れたいので、もう少し探してみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月26日 01時52分17秒
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