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2011年04月29日

Radikoが東北エリアにも

カテゴリ：ラジオ

→関連記事：意味がなくなりつつRadikoの地域制限

Radikoが、中京、福岡、北海道にも広がり、それぞれの地域で、初めてRadikoで放送を聞いた人ではそれなりに評判になっているようだ。

一方で、楽天イーグルスの試合中継が、契約合意が間に合わず、カットされるという事態も発生しているし、地域の誤判定で、別の地域の放送しか聞けず、地元の放送しか聴けない人が多数いるようだ。
前者は、交渉が進めば解消するだろうが、楽天も、難聴対策なのだからあまりゴネないでほしいな。
後者は、関東、関西でも最初は同じ状態だったので、インターネット環境を知らせてRadikoに積極的にクレームを入れてゆけば、徐々に解消されるだろう。

春はこれで終わりかと思っていたら、突然、東北でも新たな動きが発表された。

radiko、岩手/宮城/福島/茨城のラジオ7局を全国放送－復興支援で6カ月配信。6月にはスマホ対応

震災被災地の岩手、宮城、福島、茨城のラジオ7局を、Radikoの配信システムを使って、地域制限なしで全国放送するとのこと。
今はパソコンのブラウザのみだが、6月にはスマートフォンのアプリも対応する。
震災地域に親族、知人がいる人や、他の地域に避難している被災者の方々には、地元の情報が聞けて、とても嬉しいプレゼントだろう。

期間は4月28日12時から6カ月を予定しており、WebサイトはRadikoとは別にになるようだが、色々記事を読むと、どうやら、地域制限撤廃後は正式な地域限定のRadikoサービスとして、継続する方向らしい。
だとすると、東北エリアも、実質的にRadikoへの参加開始と見ていい。

これは、別の意味でも、結構重要なニュースだ。
これまで、大都市圏でまずスタートしたRadikoだが、仙台以外の県でもスタートしたことで、今後、中国、四国地方や北陸地方などでも、サービスが始まる機運が高まるのではないだろうか？

ただ、なぜRadiko内で始めなかったのかは疑問に思ったのだが、どうやら、参加した東北局がとても資金負担などできない状況なので、Radikoとは別口の資金援助で立ち上げたからのようだ。