カテゴリ:本
「大竹まことのゴールデンラジオ」で、翻訳家の大森望さんが、メビウスとスクイテンの本を紹介していて、複数作品を合本して日本語に訳した本が出たことを知った。
【送料無料】エデナの世界 「エデナの世界」メビウス作, 原正人訳 【送料無料】闇の国々 「闇の国々」ブノワ・ペータース原作, フランソワ・スクイテン絵, 古永真一,原正人訳 メビウスとスクイテンは、フランスで巨匠的な存在のイラストレーターであり漫画家だ。 大友克洋や宮崎駿に大きな影響を与えたことでも有名で、実際絵を見ると、確かに相通じるものを感じる。 なお、とあるブログで、この本を取り上げて、「もはや日本がマンガ先進国ではないことを痛感した」みたいなことを書いていた人がいたが、それはちょっとズレていて、彼らに失礼だ。 彼らは、大友克洋や宮崎駿の前にいた師であり、原点である。 彼らより前から存在した作家とその古典とも言える作品に対し、今出てきた作家みたいに言うのは変だからだ。 メビウス・ラビリンス : メビウス&宮崎駿の対談動画6種 また、後のインタビューで、メビウスも、宮崎らの大ファンであることを公言しおり、お互いに影響を与え合って、素晴らしい作品を作り続けているというのが正しい。 さて、私も、大友克洋や宮崎駿のエッセイやインタビューで、メビウスとスクイテンの存在は知っていて読みたいと思ったが、当時は、全く読めないフランス語の原書を買うしかなく、しかも薄いのに物凄く高くて、手が出なかった。 だから、長編3冊を合本し、日本語に訳された400ページもあるフルカラーの本が、4000~5000円で買えるというのは、実は物凄くお買い得なのだ。 たまたま、手元に貰い物の全国百貨店商品券があり、何か買う物がないか、ないなら金券ショップで売るか、迷っていたのだが、ちょうどいい。 出張帰り横浜駅に立ち寄ったときに、横浜そごうの書店に行き、この2冊を購入した。 早速、メビウスから読み始めているが、一つ一つの緻密な絵を見ているだけで、十分満足感を得られる点では、漫画というよりは、画集を見ている感覚だ。 大友克洋や宮崎駿の緻密な絵が好きな方には、絶対にオススメの本だ。 【送料無料選択可!】アンカル (単行本・ムック) / アレハンドロ・ホドロフスキー/作 メビウス/画 原正人/訳 【送料無料選択可!】エデナの世界 / 原タイトル:Le Monde d’Edena (単行本・ムック) / メビウス/著 原正人/訳 【送料無料】B砂漠の40日間 【送料無料】 アンカル SHOPRO BOOKS / Moebius (Jean Giraud) メビウスジャンジロー 【コミック】 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月22日 00時56分20秒
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