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2012年11月19日

リフォーム(6)-5　リクライニングチェアーを設置

カテゴリ：その他

→関連記事：リフォーム(6)-4　リクライングソファー用のカバー

リクライニングチェアーは、結局、第1志望の日曜日の午前に到着し、係員が開梱し、設置をしてくれた。

リクライニングチェアーは2個口で、左右に分かれており、これを並べて連結し、一つのソファーになるが、説明書を見れば、取り外しは難しくない。
ただ、1個でも相当重く、一人では移動するのも大変。
床の傷やへこみに注意という説明も、実感として理解できるな。

なお、ソファーを置ける場所は、運悪くコンセントがない。リビングの一番コンセントにも、隣の和室のコンセントにも、掃出し窓を通過する形で電源を這わせないと電源が取れない。庭に出るのに、ケーブルを足に引っ掛けてても困るし、美観上も嫌だ。
仕方ないので、ちょうど真上にあったエアコンの電源コンセントが100Vだったので、そこに電源分岐タップを挟み、そこから電源を取るつもりでいた。

ところが、いざ、エアコンのプラグを抜いてみると、普通のコンセントではなく、100V20Aのエアコン用のLI型と呼ばれる特殊なコンセントではないか！
リビングダイニングのエアコンは、2.8KWなので、100Vだが20A取り出せないとダメなため、特殊なLI型になってしまうようだ。
このコンセント形状は、基本的にエアコン専用で、テーブルタップなどは売られておらず、自作でもしない限り、分岐はできないらしい。困った。

ふと、隣の和室のエアコンが、ちょうどリビング用のエアコンの裏側についていることを思いつき、こちらのコンセントを確認したところ、通常のII型だ！
和室は6畳なので、エアコンも通常のコンセントだった。これなら、分岐できる。

ストックにあった短い2分岐の電源延長ケーブルを、壁のコンセントにつなぎ、ケーブルの2つのコンセントには、元々のエアコンと、電動リクライニングソファーを繋いだ。

普段は大丈夫だと思うが、エアコンの起動時に、リクライニング動作を同時に行うと、ブレーカーが落ちる危険性もあるので、同時にならないよう注意して使う必要はある。
ただ、我が家の場合、和室のエアコンは元々めったに使わないので、まず問題はないと思う。

さて、早速、奥さんが座ってリクライニングし、「おおっ！」と声を出して喜んでいる。第一印象は、「航空機のファーストクラスのシートみたい！」とのこと。確かにそう言われてみれば。もっとも、夫婦共にファーストクラスなんか乗ったことないけど。

ボタンを押すと、無段階で、まずオットマンが起き上がってきて、次に前にせり出しながら背もたれが倒れてくる。
最終的に、ほぼ真横に近くはなるが、腰から頭にかけて緩やかカーブしていて、一番倒しても顔はテレビは見られる角度になるのがいい。

在庫処分の展示品とはいえ、電動リクライニングソファーが、4万円弱で買えたので安かったと思う。
激安なので、耐久性などが心配だが、ニトリは、一応、5年保証が付くのも安心感がある。
せっかく気に入って買ったので、末永く使いたいと思う。

さて、商品としての不満はあまりないのだが、売る姿勢として2点だけ気になる点があるので、取り上げておくと、Webの製品仕様情報に、なぜかこの商品を買う人が欲しい情報が、2つ欠けている。

一つが重量で、もう一つが定格電力だ。

重量については、噂では100kg近いようで、連結した状態では一人では動かせないほど。古いアパートなどでは、床が抜けかねないから、重要な情報のはずなのだが、何故か記載がない。

定格電力も、家庭用電気製品なのに、製品仕様として記載がない。しかも、ACアダプタに記載のスペックを見ると、40W弱だから決して小さくない。
定格電力は、家の中で、ブレーカーが落ちないよう、どこのコンセントから電源を取るべきかを検討するうえで、大変重要な情報であり、これを売るときに公開しないというのは、非常識もいいところだろう。