カテゴリ:家電
本体と補助熱源が分離された来年度モデルが発表され、それなら、我が家にも取り付けられそうなので、資料を請求したら、見積もりに来てくれることになったのだが、なかなか都合がつかず、ようやく、先日、東京電力の代理店がエネファームの見積もりにきてもらった。 東京ガスとパナソニック、“日本初”200万円を切った「エネファーム」 - 家電Watch 当初の記事を読んだときには、本体価格が大幅に下がったと書かれていたのだが、実際に見積もりすると、本年度中に申請しても、10万円ぐらい安くなる程度で、大して安くなっていない。 話を聞くと、最初の記事では、75万円と記載されていた国の補助金が45万円に減ってしまったためで、来年度に申請するとさらに減ってしまいそうだとのこと。 逆に言うと、補助金が減る分、頑張って本体の値段を下げました、というのが本当のところのようで、世の中、補助金込みでは大差ないようになっているもんだな。 また、今回見積もりしたエネファームは10年保証があるのだが、10年目にメインテナンスをしても、燃料電池はせいぜい持って12~15年なのだそうだ。 この点も、気分が萎えた部分だ。 また、エネファームのみを導入する場合の節電効果を見てもらったが、元々、現在暖房はエアコン中心のため、ガスの使用量少なく、エネファームの割引分では、10年で元が取れそうにない。 また、太陽光発電もセットだと、売電効果が上がるのは知っていたので、太陽光発電についても聞いてみたが、東京電力の代理店では、パナソニックや京セラ、シャープなどの国産しか扱っておらず、値段的に少々高いみたい。 今回のエネファームは、パナソニック以外の太陽光発電にも接続可能らしいので、設置するにしても、東京電力以外で見積もりをして、しっかり比べた方がいいようだ。 それでも、少しでも元を取るには、ガスの床暖房割引を生かすため、床暖房などを導入する必要があるとのことで、見積もりは床暖房も含めて、お願いすることにした。 ただ、そこまでしても、年間の光熱費が節約できるのは5~6万円程度みたい。 10年で黒字になるとは言えず、お店の方も、それでも入れていただく代わりに、今後のガス機器や設備の導入の際、割引料金でサービスさせていただくことで、収支トントンに感じてもらえるよう頑張るとのことだ。 今期内でないと来年度の補助金がまた減るという理由で、契約を急がせるのも気になった。 今回の値下がりと補助金の関係を見れば、毎年、メーカーは頑張って補助金トータルの製品価格を下げるよう努力せざるを得ない。 だったら、元が取れない契約をあわててする必要はない。 しっかり10年で元が取れる製品になってから、購入してもいい気がしてきたので、今回の見積もりはお断りすることにした。 ただ、今回、代理店の人に詳しい説明を聞いて、メリット、デメリット、普及の状況などもよくわかったので、見積もりをお願いして損はなかったな。
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最終更新日
2013年03月19日 01時27分00秒
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