LED照明関連のニュースをまとめて(1)
→関連記事:LED電球を購入LED照明関連のニュースについて、ずっと取り上げるのをサボっていたので、随分貯まってきたので、棚卸しておきます。シャープ、高演色の照明用LEDデバイスを開発これは、製品ではなくデバイスの発表。電球タイプではなく、蛍光灯タイプの照明が、今後出てくるには、こうしたデバイスの革新が必要だろう。ただ、蛍光灯の場合、電球と違って、そのままソケット置き換えするLED照明というのは難しいため、普及の道のりはまだまだ長い。日立、業界No.1の低消費電力LED電球 日立は、比較的初期にLED電球を発表したが、その後の各社の低価格攻勢に沈黙したまま出遅れてしまっていた。この発表は、日立も本格参入するという意思表示だろう。ただ、この発表のとき業界No.1だった低消費電力は、既に塗り替えられており、生き残りは厳しい。オンウェーブ、50,000時間近く使えるLED電球 ~消費電力は3W台。E17口金やハロゲンランプ形も他社製品の寿命が40,000時間で横並びなのに対し、50,000時間を打ち出した。小出力のLEDを多数並べる方式で、電球60W型で3.6W、電球40W型で3Wと、他社より低消費電力を実現し、重量も、電球60W型のE26口金タイプで54gと他社より軽いのが特徴。ただ、価格は他社より1,000円程度高め。果たしてこの特徴で、客がこの価格差を払ってくれるかは疑問は感じないでもない。東芝、“白熱電球100W形以上”の明るいLED電球を開発こちらは、まだ技術発表だけだが、今まで以上に明るい電球の技術発表。60Wとほぼ同じサイズで実現できているのが凄い。ELPA、実売2千円のLED電球「エルパボール」こちらは、早くも白熱電球60W相当が2,000円を切る価格で買えるようだ。光の拡散性も良さそうだし、省電力も寿命もトップメーカーと差はないように見える。GE、17年使える次世代LED電球を発表電球の発明企業であるGEも、LED電球を発表したとのこと。ただ、こちらは、日本国内の発表ではなく北米での発表。最大の驚きは、写真のような、国産とは一線を画する独創的なデザイン。まるで、魔法の杖の頭についている、丸い水晶玉みたいだ。できるだけ、広い範囲に光が拡散するように、しかも、放熱性能も考慮したら、こういう形になったのだろう。ただし、2万5000時間という寿命、40W級の明るさで9Wという消費電力は、日本に比べ技術的に遅れていて話にならないのも確か。独特のデザインが仇となって、従来の電球の傘やカバーに収まらないケースも多いかも。価格も、小売価格は40ドルから50ドルというから、このままでは、日本で売るのは難しいだろう。長くなったので、書き込みを2つに分割した。続きは、明日ご覧ください。LED電球 「LEDエルパボール」(一般電球形・全光束270lm/昼光色・口金E26) (ELA40D)ELPA ELA-40DLED電球 「LEDエルパボール」(一般電球形・全光束210lm/電球色・口金E26) (ELA40L)ELPA ELA-40L