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カテゴリ:心理・セラピー
少し前の矢野先生のブログに、
「与える性、受け取る性」という、とても面白いテーマの記事がありました。 それによると、 女性は、受け取る性。 男性は、与える性。 なんだそうです。なので、それぞれに悩みの根っこは違っていて、 男性は「俺は誰の役にも立っていないという、 自分の <能力に対する自信のなさ> 女性は「私は愛されていない、大切にされていないという <愛情の欠乏> がある時に、悩みが起きるんだそうです。 それで、ここからがとても面白いと思ったのですが、 この逆をやると、お互いに不幸になるんだそうです。つまり 受け取ることができない女性は、世話をやくことで〈与える事で)、 男性を支配しようとします。 与えることができない男性は、「私がいないとダメになってしまう」と 女性に思わせて、女性を支配します。 という事になるんだそうです。こわ~~。 ところで、女性はかつて「良妻賢母」という 「与える役割に徹する生き方」を良しとされてきました。 私の母がまさにそうで、90歳をすぎた今でも、まだ 「何かをしなければいけない」強迫観念のようなものに取り付かれています。 日本がまだ貧しかった頃は、そうする事に大きな意味があったのでしょうが、 世界でトップクラスの豊かな国になった今、生活も大きく変わりました。 まさに価値観が180度転換してしまったのですね。 男性も「家庭サービス」などという言葉がなかった時代の方々は、 女性に何かを与えるのが、とても不慣れなように思います。 これからの若い方々には、是非この役割の違いをよく理解して頂いて、 新しい、幸せな男女関係を築いていって頂きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月08日 23時23分12秒
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