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カテゴリ:心理・セラピー
心理療法の一つに「イメージワーク」があります。
これは「人生を理解し変えるためにイメージを効果的に使う訓練」だそうです。 (ディナ・グローバーマン著 「イメージワーク入門」より) 普段の生活でも、私たちはごく普通にイメージを使っています。 例えば「赤いコート」と聞いた時、思い浮かべるのは イメージでの「赤いコート」であり、文字ではありません。 「梅干」を想像すると、口の中がすっぱくなるのも、 イメージの「梅干」を思い浮かべるからですよね(*^^*)。 このように、物事はまずイメージでとらえられるそうです。 イメージは、絵のように見えるものだけではありません。 におい、手触り、音、味など、5感すべてにイメージがあります。 そのなかでも、視覚イメージが得意な方や、感覚イメージが得意な方など、 人によって得意なイメージがあるそうです。 イメージワークで扱うのは、もっと深い、無意識からのイメージなので、 普通のイメージの仕方とは、ちょっと違います。 それでも、運動も練習すると上手になっていくように、 練習する事で、だんだん上手になるそうです。 私も、心理療法を学んでいく中で、 だんだんコツのようなものが分かってきた気がします。 昨日の「黄色いモワモワした星の赤ちゃん」も、 実を言うと、始めはなんだかよく分かりませんでした。 でも、じ~っと手のひらを見ていたら、 な~~んとなく、黄色っぽいものがあるような気がして、 それから、だんだんまあるい形が見えるような気がしてきました。 慣れない頃だったら、きっと「な~~んにも出ない!」と思った事でしょう。 イメージは、言葉とちがって、浮かんでくるのに時間がかかるそうです。 なので、イメージを招く時は、リラックスした時間と空間の中で、 ゆっくりと待っているのがいいそうです。 それから、最初に出てきたイメージが、どんなにおかしなものでも、 それを大切にするのがコツだそうです。 イメージの世界は、想像をはるかに越えた、豊かな豊かな世界のようです。 私には、まだまだ充分理解する事はできませんが、 少しづつ、イメージのパワーを取り入れて行けたらいいなと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月25日 23時35分49秒
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