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テーマ:風邪。(862)
カテゴリ:心理・セラピー
きょうは矢野先生のセラピスト養成講座の2日目です。
2日連続はなかなかハードですが、雨も降らず、無事終わりました。 風邪の具合も、おかげさまで少しづつ収まってきました。 大分長引いた風邪ですが、きっと今週中にはスッキリするでしょう。 ところで、風邪の症状緩和にも、心理療法が使える気がしました。 特に昨日の「フォーカシング」 これは、体を使って自己の気づきを促し、こころを癒していく方法です。 体の症状は、何かメッセージを伝えようとしているので、 そのメッセージを受け取り、願いをかなえ、 心と体の問題を解決していくのです。 やり方ですが、まず体の部分に意識を向け、「こんにちは」と挨拶します。 そうする事で、体は「存在を認められた」と思って、暴れなくなります。 心理療法の場合、さらに体からのメッセージを聞いていくのですが、 症状の緩和には「挨拶をしておとなしくなって」もらいます。 今回、風邪を引いてしばらくしたら、空咳が出るようになりました。 通常の咳は、気道から痰などの異物が取り除くために、 空気を勢いよく吐き出す反射なので、 むやみに止めるのは(咳止めを使うなど)お勧めできません。 ただし、ノドの奥がムズムズするような空咳の時は、 その必要はなく、できれば出ないでほしい所です。 それで、フォーカシングを使って、ムズムズする所に意識を集中し、 「こんにちは」と挨拶してみました。 そうしたら不思議な事に、ノドのムズムズ感が、 ほんの少し、ほぐれてくるんです。 さらにノドに集中していると、ムズムズ感がさらにほぐれていき、 いつのまにか咳をしたくなくなっていました。 これはとても面白いと思いました。 嫌がって、症状をなくそうとするのではなく、 その存在を認め、共感する事で、症状が緩和されるのですね。 良かったらお試しを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月14日 23時59分50秒
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