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カテゴリ:心理・セラピー
10月の最後に参加した「フォーカシング・ワークショップ」の内容を
書こうと思いながら、もう1週間が経ってしまいました。 最近毎日ブログを書かなくなったら、どうも調子が出なくて、、、 こういう事は、感動が残っているうちにやらないとダメですね。 気を取り直して、心に残っている事を書いてみます。 まず1日目。これは「すべてあるがままに」という本(年内出版予定) からのワークショップでした。 これは題名の通り「すべてあるがままに」受け入れることと、 その能力の大切さを伝えていただきました。 それを体験するために、まず6人1組になって、 2人が向かい合って手を合わせ、家の形を作ります。 3人が、それぞれ「悲しみ」や「不安」など、様々な感情になって、 順番にその家をノックします。 最後の1人は家の中にいて、その感情を「ようこそ!」と、 両手を広げ、微笑みながら迎え入れます。 たったこれだけのワークですが、否定的な感情の役になった時、 「ようこそ!」と迎えてもらう気分は、とても不思議なものでした。 「え?迎えてくれるの?」と、戸惑いと嬉しさが混じった、不思議な気分。 体の微妙な感覚を感じる、最初のワークです。 2日目は、フォーカシングの色々な段階ごとに、 注意点などを教えていただきました。 体の声を聞くフォーカシングでは、フォーカスする体の場所は、 「ノド、胸、胃、下腹」の4ヶ所が多いのですが、それ以外でもOKとの事。 で、せっかくなので「頭」でやってみました。 2日目なので、ちょっと疲れが出て、軽い頭痛がしたのです(^^;)。 そしたら、おでこの斜め上に「宇宙ドーム」がくっついていて、 それが栄枯盛衰を経て、元の荒涼とした惑星に戻るイメージが出ました。 それぞれのイメージを、体の感覚に戻して感じていきます。 「すべての物には役目があって、終わったら元に戻る、それのくり返し」 達観したわけではないけれど、ちょっぴりそれに近い感覚が味わえて、 最後には、頭痛もすっきりして、頭も軽くなりました。 3日目は、フォーカシングの創始者、ユージン・ジェンドリンの著書 「プロセスモデル」からのお話でした。 この本は、哲学者でもあるジェンドリンが書いた本で、 訳がとても難しく、まだ日本語訳にはなっていないそうです。 プロセスモデルは、フォーカシング理解の上で、大変助けになるそうですが、 今回は難しい話ではなく、その一部を楽しく体験しました。 でも、やっぱり難しい。。 今回は、3日とも質問の時間も多くとって、 どのような質問にも、アンは丁寧に答えて下さいました。 フォーカシングの奥深さが垣間見えた気がした3日間でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月06日 23時16分53秒
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