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カテゴリ:旅 *日本 脱出*
午後のグロットダイビングが私たち夫婦2名だけだったので、イントラさんが、周辺の観光スポットに立ち寄ってくれました。ダイビングばかりで、観光の日がなかったので、大変ありがた~くお言葉に甘えさせていただきました。
グロットは、サイパン北部。北部というと、太平洋戦争中、南部から攻めてきたアメリカ軍に北へと追い詰められ、多くの悲しい歴史にまつわるスポットが多く残されている地域です。最近、天皇陛下が戦後初めて、海外での慰霊行事でこの地域を訪問したニュースが記憶に新しいです。 『プンタン・サバネタ』...Puntan Sabaneta 通称「バンザイクリフ」と呼ばれる、サイパン最北端のサバネタ岬とラグア・カタン岬の間にある断崖です。 太平洋戦争末期、アメリカ軍の投降の呼びかけを拒んだ多くの日本人、民間人が「天皇陛下万歳」と叫びながら身を投げたことが名前の由来。 ほぼ通年、激しい波しぶきが立つ高さ約80mの断崖絶壁。 聞いた話ですが、スーサイドクリフ(バンザイクリフと同様、たくさんの人々が飛び降りた山頂にある崖)とは違い、ここから飛び降りただけでは、簡単には死ぬことができずに苦しんだ人も多かったようです。 断崖絶壁で、ウミガメが泳いでいました。 何も、こんな波の高いところで、息継ぎしなくてもいいのに。。。 周辺ダイビングポイントは、はウミガメがよく見られます。本日のグロットには、出てきてくれなかったと思ったら、こんなところに・・・^^ 海に面して、たくさんの慰霊碑が並んでいます。観音像もあります。 バンサイクリフから見た『ラデラン・バナデロ』...Laderan banadero マッピ山の山頂にある切り立った断崖で通称「スーサイド・クリフ(自殺崖)」。 バンザイクリフ同様、アメリカ軍の投降を拒んだ日本人、民間人がたくさん飛び降りました。 『バナデロ』...Banadero 通称「ラスト・コマンド・ポスト」。旧日本最後の司令塔があったところです。洞窟を利用して作られたトーチカの壁には、直撃弾の穴が開いています。 大砲や戦車が生々しく残されている・・・はずだったのですが、昨年の天皇の訪問の時に、現地の方々が天皇歓迎のために、なんとなんと、戦車の色をキレイに塗り替えてしまったらしく。しかも、模様まで。 最初見たときに、子どもの遊び場に見えてしまいました^^; 良かれと思ってやってくれたことなんでしょうが…。コメントに困ります。 夕食は、チャモロ料理のお店に行きました。 ガラパンのビーチロード沿いにあるオープンエアーのお店で、ローカルの素材だけを使って、ロタやサイパンに伝わるおふくろ料理の味を再現しています。 天井はあるけど、壁がないので、とっても南の島に来た~って雰囲気で、自然の風が気持ちよかったです。日本人スタッフとは会いませんでしたが、一応日本語が話せるスタッフだったので、そんなに困ることはありませんでした。メニューも日本語のものがちゃんとあります。 『クシナ』...Cusinaで食べたもの♪ 「クリスピーパタ」豚の関節部分を揚げたもの。($8.50) 「マヒマヒの蒸し焼き」マリアナ代表の魚。($9.00) 「チキン ケラグェン」ササミをタタキにしたお刺身。($6.00) 「クリスピーパタ」です。豚肉の皮がカリカリで、フィリピン料理のレチョンにもちょっと似てる感じかな。脂があるので、量はあまり食べられないけど、とっても美味しい♪ 夕食後は、ABCストアで、明日の朝のパンなどを購入。 初日から、ビーチダイビング3本は結構きつかったので、本日は、夜はプールで遊んだりせず、12時には就寝。 きっと、今年一番の規則正しい生活^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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