チョギ　マリャ　ネガ　イッチャナ

総勢8人で日曜昼に飲みに行くことになった。海鮮料理を思わせる店名なので期待したが、予約段階で今は海鮮系メニューはやっていないと回答される。この店名でそりゃないだろと誰もが感じたが、再検討する日程的余裕もないことからそのまま決行と決めた。そして当日。

4番目に現場到着したが様子がおかしい。聞くと先乗りした3人が案内された席がどう見ても最大6人しか座れず、店員に交渉して場所を変えてもらったとのこと。しかし移動後の部屋も変な間取りで、7人だと丁度いいが8人だと無理が生じる。蒸し暑い日だったがエアコンが全然効かない。のみならずエアコンのフィルター部分にはホコリがびっしり。開いた口が塞がらない中全員揃ったのでスタート。

店員を呼んでドリンクを注文。食べ物はQRコードを読み取った先にあるメニュー表から都度注文するようにと言われる。がしかしドリンクが来ない。スタート時間から30分近く経ってようやくドリンクが到着し乾杯となるが、ウーロン茶を頼んだ複数人が一様に薄いと言い出す。後刻おかわりをして気付いたのだが、色の濃いウーロン茶と薄いウーロン茶がある。しかもひと目見て分かるほど。皆一様にこの店ヤバくね？と口にする。

食べ物も酷かった。そもそもメニュー表の多くの品に品切れマークが付いているが、早く出てきそうな冷奴をオーダーする。がしかしこれは最後まで出て来ず、気が付いたら品切れマークが付いていた。冷奴が品切れという時点でもうあり得ないの一言だが、一度通ったオーダーをキャンセルするなら店員がその旨知らせに来るべきではないか。ザンギなどは普通に出されたが、一番酷かったのはチャーハンで、食感がご飯と米の中間。つまり芯が残ってる感じ。店員によると仕入れの関係で品切れが多くなっているとのこと。

一人がトイレに立って呆れた様子で戻って来た。トイレへの動線から厨房の中が見えるのだが、衛生管理がなってないのが丸分かりだったとのこと。自分もトイレに立った際に見てみたが頷ける内容で、暖簾でも掛けておけば目立たないのに、と思う（そういう話じゃない^^;）。トイレへの道のりは何故か真っ暗で、スマホ画面を起動させないと男女の区別が全く見えない。雑巾が床に置いてあるし段差もあって、怪我をしてくれと言わんばかりだ。それでいて吐瀉物などでトイレを汚したら○万円いただきますとの貼り紙があって笑わせる。

事程左様にネタ満載だったが、安価且つ飲み放題食べ放題だったので不満を抱きつつひとまず時間一杯まで居て会計へ。別の客と同じエレベーターになったのだが、ドアが閉まるや否やそのうちの一人が溜息と共に「ないわぁ〜」と一言。この人たちも我々と同じように呆れ果てたのだろう。見ず知らずの赤の他人の一言に大いに共感するという、滅多にできない経験だった。

Googleクチコミを見ると非常に低い評価点で、共感できる内容だ。他のグルメサイトのクチコミはそこまで酷い評価点ではないので、この店に関してはGoogle以外は下駄を履かせた書き込みではないかとの疑念が生じる。もちろん二度と行くつもりはないが、Googleクチコミへの投稿は検討中である(－－〆)

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