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1954年3月1日、南太平洋・ビキニ環礁でアメリカが水爆実験を強行した。
周辺島民や近くで操業中の多くの漁船が被爆した。 マグロ漁船第5福竜丸の無線長・久保山愛吉さんが亡くなった。 核兵器の恐ろしさを見せつけたこの事件は、反核運動が発展する大きな契機となった。 1月22日発効した核兵器禁止条約は、「核兵器使用の被害者(ヒバクシャ)および核実験の被害者にもたらされた容認しがたい苦難と損害に留意」(前文)すると明記した。 核兵器による非人道的な惨禍を繰り返してはならないとの決意と、被害者への援助と連帯の意志が込められている。 第6条では、被害者に対する医療面とともに、社会的、経済的な支援、汚染地域の環境回復を締約国に義務付けている。 第7条は、被害者と被害国への国際的な協力や援助を定め、締約国が技術的、財政的な支援を行うことも求めている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年03月02日 17時40分25秒
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