夏色のそら

『美しいのは』

もしも　あなたが
この世界にある何かを　美しいと思えるのなら、

見上げた空を　足元の草花を　小さな心のかけらを
何かひとつでも　美しいと思えるのなら、

もしも　「世界は美しい」と思えるのなら
その世界の中には　あなたも含まれているって気づいていた？

美しいものが　素晴らしいだけではなくて
美しいと思っている　あなたの心が美しいのだから…



美しいものっていっぱいあると思えることは、きっと幸せなことなんだと思います。
同じものを見て、同じように感じられるなんて本当は幻想なんです。
同じものを見ていても異なる感じ方をしていることは、決して不幸なことじゃないんだって…そう思っています。
たぶん、何をどう感じられるのかがその人をその人として在らしめている『心』の働きなのだと思います。
どんな風に生まれて、どんな風に生きて、どんな風にそれを受け止めるのかは一人一人違っていて良いんだと思います。
これは、私が思う、私だけの結論なのかもしれません。
それでも…。

「世界は美しい」と、思える人は世界中にいると信じています。