カテゴリ:笑い
WHATSMAN@NNN
毎年恒例、 俺が書かんで誰が書く って、みんなクソ書いとるが、 NNNの笑い部門担当として、 やはり書かねばなるまい。 M-1グランプリ2009。 昨年のノンスタイル優勝で、 もうこの大会は終わった、と思ったが、 今年はナカナカよかった。 とにもかくにも 振り返るしかねえが、 毎度ながら、 俺の笑いの感覚がすべてなわけで、 納得いかん人も多いかもしれん。 できるだけ客観的に書くが それでも納得がいかん人は 自分のブログかツイッターにでも書いてくれ。 好き勝手に書くので 気分を害する人も多いかもしれんが、 あくまで俺らのBLOGの俺らの意見を書く それ以上もそれ以下もねえ。 というわけで 振り返ってみる。 1、ナイツ。 面白かった。 シンスケも言ってたが ツチヤが伸びてた。 っていうか、 そもそもこのコンビの特性は ツチヤのツッコミのブツブツ言うところにある。 聴き逃したらマジでもったいない、 というべき面白いところがクソある。 言葉の言い間違い、という 彼ら定番のスタイルながら、 今回は微妙にニュアンスが変わってた。 面白かった。 90点。 2、南海キャンディーズ かなり古いネタを出してきた。 基本的に、山里のポテンシャルは マジで高いと思ってるが、 しずちゃんの限界があそこなんかもしれん。 まぁ山里を評して、83点。 3、東京ダイナマイト 好きな人も多いみたいだが、 俺的に、まるでハマることがねえ。 ネタ自体に斬新なところがない上に、 無駄に引っ張るところがあったりして 山場もなく終わったイメージ。 ツッコミも工夫も何もない。 82点。 4、ハリセンボン なぜに決勝に残ったのか と言いたくなるようなネタ。 準決勝まではよかったのかもしれんけど。 とにかく、笑いは裏切り、という観点からすると 裏切られる感がまるでなかった。 ツッコミの方の動きとかで 笑わせようというなら、 出る大会を間違えとる。 80点。 5、笑い飯。 クソおもしれえ。 設定、がすでにすげえ。 ほかのコンビのネタが すべてありがちな設定、で ネタを進めていた中、 マジで別格。 あの設定を思いついた時点で 決勝進出は確定してたのかもしれん。 そのうえ、終盤の畳みかけも マジでクソ面白かった。 若かりし俺が笑いを志したころ、 設定にこだわるネタを作ろうとしたことがあるが、 裏切り、を生みだすことがマジで難しい。 所謂、あるあるネタ、ってのは、 日常生活に照らし合わして、 あー、あるある なわけで、 その前提をぶっ飛ばしてるわけなので あるある、はないし、 裏切り、に関しても、 どう裏切ればいいのか、 マジで分らなくなる。 あの設定で、あの畳みかけ。 マジで文句なし。 奈良県立歴史博物館クラスのネタ。 95点。 6、原市。 悪くない。 ノリ突っ込みのノリで 話を進めていくスタイルは 新しい形かもしれん。 23歳ながら、なかなかうまくもあった。 坊主頭じゃない方が、もう少し どうにかならんかな、ってところ。 まぁああいう形を狙ってるとは思うが。 86点。 7、モンスターエンジン まぁわるくねえんやけどね。 喋りの技術は高いが、 いかんせんネタが古い世界。 厳しいやろう。 84点。 8、パンクブーブー。 俺はこの人たちをよく知らんかったが、 悪くない。 ツッコミの方が、 もう少し上手くなれば かなり伸びるんやねえかと思う。 ツッコミに種類がないのと 声の張り方を工夫してほしい。 まあネタ的には 意外に面白いので、びっくりしたくらい。 88点 9、ノンスタイル。 基本的に、俺はこの辺が好きじゃねえ。 一度も笑うことなく終わったが、 会場の受け方を見て、 客観的に87点ってところか。 ってことで 俺採点では、 笑い飯、ナイツ、パンクブーブー だったが、 まさかのノンスタイルが上がり ナイツが落ちた。 ナイツはマジで 出番順にやられたと言っていい。 っていうか、 そういうのって毎度のことなので 審査員はもうちょっと考えたらええ と思った。 つうか、 宮崎県知事が出てくる場所じゃねえ。 なんかあの採点は。 マジでどげんかしてくれ。 で、決勝。 笑い飯が、まさかのチンポジネタ。 あんな古いのを、 しかもそこまで受けてるのを見たことがねえネタを なんで決勝でもってくるのか。 あの辺の感覚のズレが、 彼らの課題、 いや、彼らの色、なんやろう。 結果的には、 パンクブーブーの優勝で 文句はねえ。 決勝のネタだけを見る限り、 パンクブーブーなはず。 にしても、 笑い飯に取ってほしかった。 残念。 正直なことを言うと、 笑い飯のネタ以外、 声を出して笑ってねえ。 ナイツにニヤリとしたくらいか。 まぁまた来年。 今日はこんなところで。 ピース。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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