natural voyage journal

私がシュタイナーと共に子育てをしようと思ったきっかけは、
としくらさんの「キンダーライムなひととき」を読んだことからです。
数々のかわいらしい手仕事や自然とのふれあい遊び、
それをきらきらした目を持つ男の子たちと楽しんでいる母、としくらさん。
私も男の子を持つ母親で、そんなほのぼのとした世界に共感し、
息子と「キンダーライムなひととき」を過ごしたいな～と思ったものでした。
そんな、私にとっては憧れの人、としくらえみさんの講座がこびとのおうちで開かれる！
とあって、その日をどきどきして待ちわびていました。

当日、受付を済ませて、いつものお部屋に入るとそこには・・・、
ほわんとした、やわらかな淡い色をまとった凛とした女性、
としくらえみさんがいらっしゃいました！
お会いしたら、一緒に写真を撮ってもらって、持って行った本にサインをもらって・・・、
などという雑念はとりあえず吹っ飛び、ただただ、ご本人にお会いできたことがうれしくて、
ひとりにやにやどきどき。。。
お話が始まると、「あ、ほんわかした感じだけど、実はしっかりと芯がある方だな～」という感じ。
じゅんこ母さんと似ていらっしゃるな～とも思いました（あくまで私の個人的な感想です）。

２年近く滞在されていたドイツでの素敵な体験のお話、
日本へ戻ってきてからのこと、息子さんたちの子育てにおけるエピソード
などなど、とても興味深いお話をたくさんして下さいました。
いわゆるシュタイナーの枠にがんじがらめにとらわれず、
（ここもじゅんこ母さんに通じるところがありますね）、
大らかで温かな子育てをされていることが、とっても伝わってきました。
時に「シュタイナー本」に書いてあることにとらわれすぎて、
子育ての楽しみを見失いそうになる頭の固い自分にとって、
としくらさんのそんなところは、本当に救いとなりました。

お話の後には、蜜蝋クレヨンでお絵かきの時間。
普段としくらさんが、子供さんや絵画教室の生徒さんとどのように絵を通して
触れあっていらっしゃるかが、これまたよく伝わってきました。
としくらさんが、その場でくるくる～っと描かれた、ふわふわのうさぎさんは、
とってもかわいらしくて、今にもむくむくと動き出して草を食みそうに見えました。
画用紙をいただいて、しばし時間をとってくださり、参加者も自由にお絵かきタイム。
絵心は皆無の私でも、ブロッククレヨンだと、｢きれいにきちんと描かなくっちゃ｣
という気持ちにはならず、純粋に色の美しさや色が交じり合ったときの楽しさを味わえます。
ついつい没頭してしましました。

講座の後には、としくらさんと直接お話することもでき、とってもうれしかった！
写真も撮っていただきました。さすがに、サインはお願いするのを遠慮してしまいましたが、
お願いすればよかったな～（笑）。

とても素敵な時間を過ごさせていただきました。
どうもありがとうございました。


存在そのものが絵になる。。。としくらさん