7日の日記
もうすぐ1歳半になろうとしている息子が産まれてから、様々なことが変わった。生活はもちろんのこと、考え方の変化はかなり大きい。以前は子供が好きではなかったが、今は自分の子供はもちろんのこと、通りすがりの子供でさえ、かわいい。そして、よくある話だが、子育ての苦労を身をもって経験することで、自分を育ててくれた親への感謝の気持ちが生まれた。なかでも、最も劇的な変化は食についての考え方だろう。自分も主人もアレルギー体質なので、息子にはアレルギーになってほしくないと、離乳食の開始時期や内容にかなり気を使うところから始まり、自然な育児法についていろいろと調べるうち、ある時、マクロビオティックという言葉に出会った。いつどこでかは、定かではないが、たぶんお世話になった助産院(またいずれ詳しく書く予定)でだと思う。穀物菜食、身土不二、一物全体、陰陽・・・、詳しい説明は他に譲るが、とにかく精製されたものや動物性のものは摂らず、玄米と野菜を中心とした、至ってシンプルな食のスタイル、といったところ。陰陽の理論は、自分にとって難しく、理解しきれないところが多いが、その他の考え方はとてもしっくり納得できた。それから、料理本を何冊か買い(愛用の本、お勧めの本については、いずれ詳しく)、 今まで無洗米だったのを玄米に変え、調味料も変え・・・、と少しずつウチの食卓に取り入れていった。ただし、砂糖や卵、乳製品はともかく(自分が子供の頃に卵&ミルクアレルギーだったので、息子もその可能性が大きい)、肉・魚類(味噌汁の出汁でさえ、昆布と椎茸のみで、鰹やら煮干やらは使わない)は一切必要でない、という考えは、やはり極端すぎて、周りにはなかなか受け入れられず・・・。実家や主人は「せめて魚は」という感じ。というわけで、現在は、玄米菜食を中心に、時々魚、実家に帰ると肉類も、といった具合の食生活。最近話題の「粗食のすすめ」が今のお手本である。でも、いつかはマクロビ生活を、と志は捨てずにいる。ちなみに、今日の夕食のメニュー:ごま塩玄米、なすとジャガイモの味噌汁(麦味噌&豆味噌)、 たまねぎとアスパラのフライ、ひじきれんこん。