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エコと節約と政治経済の話

エコと節約と政治経済の話

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エコと節約@ お返事相当遅れてしまいました ごめんなさい最近全くログインしておらず…
酒夫かっちん@ Re:小沢一郎強制起訴等について(10/09) 本当に情けない状態ですね。 僕はずっと…
エコと節約@ 恐縮です。 お気に入りブログ登録までして頂いて恐縮…
エコと節約@ Re[1]:重曹すすぎ、うがいについて(02/07) 書き込みありがとうございます~。 重曹…
mabo400@ Re:重曹すすぎ、うがいについて(02/07) うちのブログをご紹介いただきまして、 …
2010年07月14日
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カテゴリ:時事ネタ
まず一言参院選の投票率55%にもいかない数字で非常に情けないです。こんな投票率じゃ日本がよくなるわけがありません。島根県はトップで77%だったとおもいます。島根県民のみなさんありがとうございます。本当に偉いとおもいます。それと早く一票の格差をなくしてほしいです。3倍4倍も差が開いているなどありえません。でもこれをいうと選挙に勝てないのでどの政党もあまりいってきませんでした。ここが一番先進国の中で歪で遅れている点です。一票の格差は本当にひどいです。

先日行われた参院選挙は民主党大敗北でした。僕もさすがにあそこまで議席を減らすとは思っていませんでした。良くて現状維持だと思っていましたがあれは大敗です。いろいろ原因はあるとおもいますが、やはり消費税への発言がかなりウェイトを占めたかもしれません。財政再建は必要とアンケートに答えても実際いざ現実味を帯びてくると結局増税反対という事です。菅さんや執行部も支持率急回復で少し勘違いしたとおもいます。前にいった前原仙石さんグループの主張は理想論として正しいです。言っている事も正しいです。でもそれじゃ政権与党は務まりません。正しい事をいっていれば国民が支持してれると思ってるなら甘いと思います。それに何が正しいかも人によって違います。僕は今度小沢グループを排除し民主党の約半分で国政と党運営を担っているなら先は長くないと思っています。選挙結果だけみればこの予想が少し当たってしまいました。ここに菅さんも入りますが、現在の執行部は言っている事はかなり正しいですが、それをうまく説明したりそれを国民の方々が受け入れてくれるかどうかという部分を少し計算違いしています。

僕は官僚の手先でも財務省の息にかかった人間でもありませんが、正直今の日本は先食い国家なのです。現状の生活を維持したいが為に国債を乱発してなんとか維持しようとしている。子供手当を未来へのツケなどといっていますが、正直片腹痛くて仕方ありません。毎年毎年赤字国債、建設国債を発行しているというのに何を言っているのだろうかと。将来的に高齢者の方一人を支える人数が二人未満になるというのに、ほしいほしい国がなんとかしろと言い続けてこの有様です。僕も生活が決して豊かではないし将来安泰でもないのでお気持ちは非常によくわかりますが、日本人の一部の方は日本の現状がわかっていません。

後期高齢者制度が批判されましたが、今後成人したり、生まれてくる世代に比べればとても優遇されています。今高齢の方は戦争を体験していますからそう考えると優遇されるのも仕方ないと思いますし、そういう制度設計ですからなんら非はありませんが、子供手当ごときで財政を語るなど笑止千万です。もっといえば今後生まれてくる世代にもっと手厚い補償をダイレクトに行ってもいいと僕はおもっています。僕に子供が多いからとかそんな事言っていません。子供もいませんしそういう問題ではないのです。

現在の日本は賦課(ふか)方式という税制システムを採用しており、社会保障等を受ける人の負担をその前の世代が担っています。文字通り先食いなのです。当然人口が減っていけば一人当たりに負担は増えます。増えるだけならまだしも到底払える金額でなくなってくる可能性もあります。本当に財政の事を考えるなら社会保障費を最低限現状維持で留めるしかありません。でもそんな事はこの高齢化社会では不可能です。高齢者の方の票を獲得しなければ選挙に勝てません。

国民負担率という言葉があります。国民が国から受ける社会保障制度、年金や医療から公共サービスなど様々な社会保障と自分たちが納める税金、所得から差し引かれる税金がどの程度のバランスというか割合なのかといった数値です。日本は先進国の中でもこの負担割合が非常に低い国です。近年この国民負担率が日本では上昇傾向にありますが、それでも諸外国と比べればかなり低く抑えられており、現在約42%です。自己責任の国米国は約35%ですが欧州は軒並み50%超えです。別に高福祉の北欧だけではありません。デンマーク、スウェーデンは60%70%の水準です。今問題になっているギリシャも2007年度で日本より高負担の48%です。イギリスは今度日本の消費税にあたる付加価値税が20%になります。生活必需品は除外されていますがそれでも嗜好品は20%が適応されます。

僕はなにも増税がやむなしと言いたいのではありません。増税しなくても社会保障費を削れば増税しなくてもいいのです。当然仮に増税するにしてもその前に無駄の削減をしなければいけません。でもみなさんもお気づきだと思いますが、これまで長年必要性の薄い公共事業をやってきた意味は雇用対策でもあります。特に地方の雇用対策です。本当に費用対効果や必然性を考えて行政を行ったらそれこそ格差は拡大するとおもいます。無駄の削減といって何か官僚だけが損をするとおもっているならそれは大きな間違いです。官庁とそれにぶら下がってる企業とそれに関わる方全てに関わってくる問題です。もっといえばそれらの恩恵は間接的に日本人のほとんどが受けてきたので、国民のほとんどかもしれません。もっといえば外交諸外国とのかかわりにも発展してくるかもしれませんが、そこに手を突っ込むのは非常に厳しい、非現実的かもしれません。

無駄を省いて効率化し、生産性を高めたり、コストを削減するとそれはある程度生活スタイルや居住区も制限される可能性があります。それを許容できるでしょうか。

最近アジェンダ(政策課題)を連呼する人が調子に乗っていますが、僕もあの政党には大いに期待していますが、あの党は基本的に少し変わった新自由主義の格差容認政党です。小さな政府というのはアメリカの一部要素を取り入れた自己責任社会になります。そういう事をちゃんと理解した上で投票されているのか正直疑問です。あれだけ小泉さんを批判しているのにたぶんそれ以上の政党を支持するというのはどうも矛盾に見えてしまいます。議員経験すらほとんどない10人程度の政党に官僚改革をするだけの能力などありません。元官僚で政党のスポークスマンになってる某人間といい、最近あまりにも大口が過ぎます。民主党もビックマウス的発言で政権を取った節があるので仕方ない部分もありますが、それにしても酷い。

消費税を全て地方の財源にするなど政権与党ではないので現実不可能な事をいっているだけです。でも期待はしています。あそこの党は一応政権を取る気があるようなので、そこは応援します。政権をとらなければ何を言っても無駄に近いです。今回の選挙で唯一よかったのは新党や少数政党がここ以外躍進しなかった事です。いい加減に野党で好き勝手言って良い時代ではありません。民主党も政権与党になってその意味を痛感しているはずです。

アジェンダ党が政権与党になるかどうかはともかく、なった時何が実行できるかよくみていればいいのです。官僚の負の部分もありますが、頭脳集団である事には変わりがありません。そうなればこそ自民党が官僚依存になり独法、特会などの改革ができずにここまできて、民主党も世間にすぐわかるように改革はできないでいます。それでも天下り法人を削減したり少しずつ改革はしていますが、それでも目に見えるような変化には遠いです。それは官僚は必要な組織だからです。行政の実行部隊は官僚です。法律を立案できるのは官僚しかいません。それは個々の能力もそうですが、あれだけの人数とこれまで行政の末端から中枢までを担ってきたからです。

天下りやまったく無意味な組織、政官財の癒着などそういったものはどんどん排除しなければいけませんが、排除しないといけないのは官僚組織の一部分だけではありません。国民全体に贅沢というか先食いをしている点があり、そこを是正しないといけません。通貨の総長を増やしてマイルドなインフレで財政再建して頂いても全く結構ですが、米英をみてもそう簡単にはいかないという事が現実を見ればよくわかります。

僕はいい加減国民全体が効率の悪いシステムというか、無駄な部分があるのにそれから目をそらして官僚議員だけの責任にしても意味がないとおもいます。このブログの過去の書き込みを見ていただければ、検察庁、国交省、厚労省、農水省といった官僚組織に対する批判をある程度してきましたし、今でも改善する部分は他の省庁含め大いにあるとおもっています。でもそれと同時に国民の意識も変えなければいけません。アジェンダ党の言う事をよく聞いてください。能力のない人の給与はドーンと下げる事ができるようにするとメディアの前で言っています。それはある意味仕方ない部分もあります。昔のような総中流は非常に難しい時代になりました。

格差が行くつく先は対立であり、犯罪でもあります。それを防ぐために機会の均等やセーフティーネットの確率は必然ですが、それでも昔のような手厚い社会保障は無理だとおもいます。今後民主党は特別会計に手を入れるという事なので大いに期待していますが、それでもバラ色の世界にはなりません。バブル時代というのは日本の頂点の頂点でした。あれを再び経験するには基本的に不可能だと思いますが、まずは人口を増やし、昔みたいに日本の世界での必要性を高めないといけません。それは非常に困難な事です。昔の日本は今の中国みたいでした。賃金が安いのでまともな物を作れば、性能のよいものを作れば飛ぶように売れました。

でも今はそういう時代じゃありません。いい加減に国民一人一人の問題だという事に気づくべきだとおもいます。偉そうに生意気な事を書かせていただきましたが、今の日本が先食いである事は事実です。紙幣発行でもマネー総量を増やしてでもなんでもいいので、それが可能かどうか拝見したいです。非常に長くなり申し訳ありませんが、もうひとつだけありました。

今参院の議長選出でもめていますが、あれは第一党から選出する事が慣例です。これまでのルールといっていいです。ここでもめるなどあり得ないのにアジェンダ党は何を勘違いしているのか。自民党は民主党に敗北して野党になったので、不倶戴天として気持ちは分からなくもありませんが、アジェンダ党は何を考えているのでしょうか。最近地に足がついていない気がしますが、それは一時期の民主党も同じといえば同じだったかもしれません。しかしアジェンダ党は過去最大級のビックマウス政党になってしまっている感じがします。それでも日本をよくしてくださるのなら何をいっても全然構いません。してくださるのなら。期待しているので批判もでます。期待していない政党は名前を出すのも躊躇います。





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Last updated  2010年07月14日 22時46分46秒
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