香港・バリ島旅行記(バリ島編その6、お金の失敗で真っ青&夕飯)
香港・バリ島旅行記、バリ島パダンバイの二日目、8月5日の日記海で遊んだ後、ホテルに戻ってみんなは部屋で一休み。私は、ホテルにシャンプーがなかったので買いに出かけました。パダンバイには小間物屋や屋台くらいしかなく、適当に小さなお店に入って高さ15センチくらいのシャンプー&コンディショナーを手にとって、「How much?」と聞いたら「thirty」と言われました。ボトルの底にもそれぞれ15と書いてありました。30万ルピアってことかな?と思って支払って、元来た道を引き返す途中、バティック(布)売りのおばさんに捕まってしまいました。ちょっと興味があったのでいろいろ商品の値段を聞いたり値切ったりしていたら、一番安いのは「one hundred」というんです。100万ルピア?日本円で約8000円?こんな安物がそんなに高いわけないよね?この時、ハッと気づきました。「hundred」というのは100万ルピアじゃなくて、10万ルピアだということに。1,000,000じゃなくて、100,000英語だとカンマの位置で切り下げて言うんだった。ということは、さっき私、小さいシャンプー&コンディショナーに300,000ルピア、日本円で2400円渡しちゃったということ!?あまりのショックに呆然。おばさんをあしらってホテルに向かって歩き出し、頭のなかで悩みました。やばい、どうしよう、こんなこと夫にバレたら何を言われるか!?戻ってお金を返せと言うべきか?でも返してくれないかも?どうやって英語で交渉すればいいんだ?(とりあえずダメ元で言いに行こう!)と決心してダッシュでお店に引き返しました。途中でまたバティック売りのおばさんに会って「やっぱり買うの?」って感じで声をかけられ、(そうだ!この人に事情を説明して、お金を取り戻してくれたらバティック買うから、とか頼んでみようか?)とも思ったけど、説明するのもまどろっこしいので無視してお店まで戻ると、私を見たとたん、お店のおばさんの顔色は雲って、それから薄ら笑いを浮かべていました。「さっき私、間違った金額を渡してしまったから、そのお金返してください。」するとおばさんは引き出しを開けて、「私が受け取ったのはこれだよ」と5000ルピア札を6枚を取り出して見せたんです。手ごわい…人を騙そうとするときの人間ってこんな醜悪な表情するのか。やっぱり無理かも、と一瞬迷ったものの「それじゃないです!私が渡したのは緑色の5,000ルピア札じゃなくて青色の50,000ルピア札です。間違えていました。」と相手の目を見て強く言ったら諦めたのか、フッと鼻で息を吐いて奥からお金を出してきましたよ。商品の代金を引いた差額を受け取って「Thank you」と言うとおばさんが苦笑いの表情をしていました。そういえば、私がお札を出したときにろくに枚数も数えずに受け取ってたので、「あれ?ちゃんと数えてないけどいいのかな?」と思ったんですよ。「アホな日本人でラッキー!」と思われたに違いない。インドネシアはインフレのために通貨単位が大きくて、外国人は金額を間違えやすいと知っていたのに、まさか自分がそれをやっちゃうとは。本当に今回は冷や汗ものでした。でもお金が戻ってきて本当によかった~。なにくわぬ顔でホテルに戻り、(ずいぶん時間かかったね?と夫に言われた ^^;)みんなと一緒に夕食のお店を探しに出かけました。さっき真っ青になって走った道を心おだやかに戻るって、なんだか変な気分。子どもたちは遊び疲れてお店でグッタリ。お料理が出てくるのを待っている間、壁にゲッコー(ヤモリ)がいるのを見つけて「可愛い~!」と喜んで元気を取り戻していました。ヤモリ属をゲッコーと呼ぶことを知ったのは半年前くらい。そういえば絵本『うちにかえったガラゴ』のなかに出てくるヤモとゲッコの名前の由来はそれだったのか!と納得してちょっと嬉しかった。ヘビ以外の爬虫類は好きです。ここのメニューには、美容にきく、とか、老化防止、とか、いろいろ効能が書いてあるフルーツジュースがあったので私は美肌効果のライム&ジンジャージュースを注文。さっぱりして美味しかった。子どもたちはバナナシェークやパパイヤシェークなどを飲みました。暑い国はやっぱりフルーツが美味しいです。お料理がなかなか出てこないと思ったら、子どもが「お店の人がカゴを持って出かけたよ」というじゃないですか。インドや東南アジアでは珍しくない「注文が入ってから材料を買いに行く」パターン。そのうちお店の人がバイクで戻ってきました(笑)料理自体は大雑把な味付けだったり、インスタントのミー・ゴレン(インドネシア風焼きそば)だったり、正直言ってそんなに美味しいものはなかった。お店でインスタントヌードルが出てくるのはやっぱり日本人には抵抗があります…。付け合せのいんげん豆のソテーは生野菜サラダ以外で久しぶりに食べた野菜だったから美味しかった↓あ、このシーフードのグリルは美味しかったです。↓ウブドやクタやヌサドゥアといった有名観光地なら舌の肥えた観光客も多く、競争があって飲食店の質が高いのだけど、パダンバイのような小さな町は中途半端に観光客向けの味付けになっていてまだまだ発展途上という感じ。本当は現地の人たちが食べるようなお店で食べてみたかったです。そういうお店はもうちょっと離れた場所にあったようで今回は縁がありませんでした。食事をすませてホテルに戻る途中、マッサージを受けられるスパがあったので夫と二人で体験しました。設備も施術もいまひとつでしたが、それでもスースー寝てしまったので気持ちはよかったです。子どもたちは同じ敷地内にあるレストランで飲み物を飲みながら本を読んだりして待っていてくれました。第五弾《 ガムランボール お試し8点セット 》1,490円 送料無料。正規品。人気のデザイン『OCEAN(海)1.6cm』【 バリ 雑貨 アジアン 雑貨 バリ雑貨 アジアン雑貨 ストラップ ネックレス キーホルダー バリ島 音の良い鈴 お守り 】