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October 12, 2002
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カテゴリ:外出
呼子港遠景


気付けば秋真っ只中。
秋といえば、行楽と、相場は決まっている。

秋の行楽と言えば、紅葉を眺めながら入る温泉と、
これまた相場は決まっている
(『九州Walker』の特集を見ても明らか)が、
僕が大学時代の友人と訪れた土地呼子は、残念ながら
そのようなものとは少々趣をことにしていた。
九州に在住していれば、誰でもわかると思うけど、
呼子の売りはただ一つ。≪イカ≫のみだ。

そんなところに訪れることになったのは、たまたま僕が
その友人にその町のことを話したことがきっかけだった。
『イカで持っている町』日本には様々なところが
あるとは思うが、そこまで単純にイカのみで徹底されている
町はそう多くないらしく、友人の興味はいつしか
押さえられなくなったようだ。

ちなみに彼は、広島在住。朝6時に起きて、7時に広島を出発。
一般道をひた走り、僕の家に迎えについた時には午後2時を
過ぎていた。

福岡から車で2時間も走っただろうか。
唐津を抜けて、いくつかの山と丘を抜けたところに、
呼子の港はひっそりとある。
温泉があるわけでもなく、お洒落なペンションが
建ち並ぶわけでもないこの町が、それでも人々の心を捉えて
離さないのは、ひたすらその一貫性ということに尽きる。
町にはいくつかの旅館が軒を連ねているのだが、
どこに入ったとしても、出される食材は
ひたすら≪イカ≫なのだ。
勿論、港町なのだから、多少の魚も取れるらしく、
魚の刺身も出るのだが、一番のハイライトは
イカの活き造りであることは間違いない。

水槽からとれたてのイカが取り出され、
生きたまま食べるという残虐極まりない料理だが、
その食感、風味、たかがイカが、ここまで美味いものとは、
忘れていたことに驚きの念を禁じ得なくなる。

夜の呼子港

港町の夜はとても早く、静かであり、ひとしきりイカを堪能した
我々は、どういうわけか、自宅から持ち込んだ『北の国から』の
ビデオ鑑賞会を敢行した。

思えば呼子は日本の西の果てである。北海道のような
雪があるかないかは別として、そのたたずまいは
意外と共通する部分があり、鑑賞会の場所としては
ピッタリだった。

西の国で、『北の国から』を満喫した我々が眠りについた時は、
真夜中の3時だった。





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Last updated  April 8, 2006 05:22:06 PM
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