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November 17, 2002
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カテゴリ:たわごと
いつの間にか紅葉も本格的な色になり、
ボヤボヤしていたら落ち葉しか
見れなくなりそうだが、
この時期私が一番楽しみにしているのは、
母校東福岡高校のサッカー・ラグビー部の活躍だ。

仕事の都合もあって、なかなか直接試合を
観に行くことは出来ないが、テレビなどで中継されたら
必ずビデオにとって観ることにしている。

プロ選手やナショナルチームの試合は当然レベルも高く、
逆に高校生の試合は歳を取るにつれ、彼らが子供に
見えてきてしまう(私か老けただけなのだ)が、
自分が通っていた母校の試合は勝った時の興奮が格別であり、
負けの悔しさもまた然りだ。
今年はラグビー・サッカー部共に県大会を勝ち上がり、
全国大会に駒を進めてくれた。
冷静に考えるとこの事実自体は私とは何の関係もないのだが、
それでもやっぱり嬉しくなってしまう自分が不思議ではある。

そもそも私の高校生活は、ろくなものではなかった。
東京の高校から一年生の2学期から転入したのだが、
ドタバタで編入して気付いたら、男子校だった。
あまりよく知らなかったのだが、入試レベルも
決して高いとは言えず、クラスメートは全員!県立高校を
落ちて入って来てた。

勉強よりも、彼女を作ってそれなりに遊びたいなどと
呑気に考えていた私の高校生活はとてもじゃないけれど、
期待できず、それどころかそのままろくに勉強もしないで
社会に出たら、本当にろくなことにならないと悟った私は、
3年間、ひたすら大学受験勉強に没頭することとなった。
言ってみれば、いきなり禅寺の坊主になったようなものだ。

元々頭が良ければそれなりに要領よく高校生活も
楽しめて、それなりの大学へも進めたのだろうが、
先に書いたように、元々『出来の悪い』集団だった。
勉強内容は熾烈を極めた。

そんな時、我々の心の支えになっていたのが、
運動部の活躍だった。

進学校に通っていれば、
『この程度の成績ならばこの程度の大学に進める』という
イメージも湧くのだろうが、
私の通う高校の仲間は私も含めて、劣等感の塊だったので、、
どれだけ頑張って勉強したところで、果たして自分たちが
目標の道に進めるのかどうかというイメージが
沸いて来ないのだ。

『イメージ』というのは大したことないように
思えるかもしれないが、実は、あらゆる成功にとって、
絶対に必要な要素だと思う。
人は、気合だけでは努力を続けることは出来ない。
成功する人というのは、常日頃から自分が成功するイメージを
心に描くことが出来ているのだと思う。
それがあって初めてそれに近づこうという意識が湧いてくるのだ。

当時の運動部は、今ほどでないにせよ、
強かった。中心選手ともなれば、頭はどうであれ、
我々が必死に勉強しても受からない大学に行くことが出来た。
我々にとってそれは強烈な事実だった。

彼らがスポーツで大学にいけるのならば、
毎日必死に勉強している自分達が
希望の大学に行けないはずはない。
絶対に行ってみせる。
そんな思いになってくるのだった。

結果として私達は入学当時は想像も
出来なかったレベルの大学に合格し、
中学校時代の関係者を驚かせることになった。

実際に目指していた大学に入り、社会に出ると、
大学なんて関係ないのだという当たり前の事実に
気付かされたが、そんなことはどうでもいい。
テレビで後輩たちの活躍を見ていると、
ともすれば忘れそうになる当時のハングリー精神や
達成感を思い出させてくれるような気がするのだ。

「こいつらに負けないように頑張らないとな。」

まさにそのとおり。10歳も年下の後輩なんかに
負けてはいられない。
「さぁ。明日もがんばるぞぉ」
無邪気に呟く私だった。





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Last updated  April 8, 2006 05:57:43 PM
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