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カテゴリ:ドラマについて
やっぱり見る羽目になった『世界の中心…』
本も映画も、敢えて観ようとは思わなかったけれど、 ドラマでやってたら、そりゃチェックするわな。 あまりにもコテコテのタイトルに、 あんまり期待していなかったけれど、 ありゃ反則でしょ。 1987年がいつの間にかノスタルジーの 対象になっていたなんて、思いもしなかった。 そりゃ、今の高校生から見たら、自分たちが 生まれる前の話かもしれないが、 私から見れば、それは本当に、≪ほんのちょっと前≫ くらいの感覚しかない。 ウォークマン、AMラジオの深夜放送、淡く儚い恋… ほんのちょっと前でしかないはずなのに、 いつの間にか、随分遠くに来てしまった。 コテコテのストーリーも、よく出来ているのだけれど、 それよりも、いつの間にか遠くに行ってしまった あの頃の風景に、強烈なノスタルジーを覚えてしまった。 それはそうと、青春時代を回想するあのテの作品では、 舞台は往々にして田舎であることが多い。 実際は日本の地方都市も段々と中途半端な開発の結果、 『インチキ東京化』しており、そうそうドラマのような 田舎はまず存在しない。 しかし、ド田舎に美少女というのは、 これが実に良く映えるのだ。 穢れを知らない少女の純情無垢なイメージが ド田舎を舞台にすることで、一層際立つのだろう。 反論を承知で言わせて貰えば、 本当の『田舎』にはそんな美少女が そうそういるはずもなく、 風景に相応しいドン臭い男女の塊しかいないのが 現実である。 故に、『田舎の美少女』というのは、 車雑誌の表紙に出てくる水着美女同様、 我々男性諸氏永遠の憧れとなる。 あんなに可愛い子を、ストーリーのためとはいえ、 簡単に殺したら、いけないと思うけどな… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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