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July 3, 2004
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カテゴリ:ドラマについて
やっぱり見る羽目になった『世界の中心…』

本も映画も、敢えて観ようとは思わなかったけれど、
ドラマでやってたら、そりゃチェックするわな。

あまりにもコテコテのタイトルに、
あんまり期待していなかったけれど、
ありゃ反則でしょ。
1987年がいつの間にかノスタルジーの
対象になっていたなんて、思いもしなかった。

そりゃ、今の高校生から見たら、自分たちが
生まれる前の話かもしれないが、
私から見れば、それは本当に、≪ほんのちょっと前≫
くらいの感覚しかない。

ウォークマン、AMラジオの深夜放送、淡く儚い恋…

ほんのちょっと前でしかないはずなのに、
いつの間にか、随分遠くに来てしまった。

コテコテのストーリーも、よく出来ているのだけれど、
それよりも、いつの間にか遠くに行ってしまった
あの頃の風景に、強烈なノスタルジーを覚えてしまった。

それはそうと、青春時代を回想するあのテの作品では、
舞台は往々にして田舎であることが多い。
実際は日本の地方都市も段々と中途半端な開発の結果、
『インチキ東京化』しており、そうそうドラマのような
田舎はまず存在しない。
しかし、ド田舎に美少女というのは、
これが実に良く映えるのだ。
穢れを知らない少女の純情無垢なイメージが
ド田舎を舞台にすることで、一層際立つのだろう。

反論を承知で言わせて貰えば、
本当の『田舎』にはそんな美少女が
そうそういるはずもなく、
風景に相応しいドン臭い男女の塊しかいないのが
現実である。

故に、『田舎の美少女』というのは、
車雑誌の表紙に出てくる水着美女同様、
我々男性諸氏永遠の憧れとなる。

あんなに可愛い子を、ストーリーのためとはいえ、
簡単に殺したら、いけないと思うけどな…





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Last updated  July 4, 2004 01:14:25 AM
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