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January 3, 2006
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カテゴリ:映画
スターウォーズに対する当てつけのようなタイトル。
今更のトム・クルーズ。
観る前から、インチキ臭さはタダモノではなかった。
『映画館に行ってまで観るものではない』
と思っていたが、昨夏の話題作であることは確か。
DVDまで出てたら観ないわけにはいかないだろう。

宇宙戦争(SFスペクタクル大作!スティーブン・スピルバーグ監督とトム・クルーズが、再びタッグ...

そんなこんなで、いつになく偏見の塊を抱きつつ
観てみた本作は、意外にも結構楽しめた。

同じようなタイトルでも、ジョージ・ルーカスのお話とは
まったく違う。
どちらかと言うと、『インディぺンデンスディ』や『アルマゲドン』
といったパニックムービーのジャンルになる。

前述の2作同様、ストーリーは圧倒的に強い異星人の攻撃に対し、
なすすべもないアメリカ軍みたいな話が中心になる。
敵はあんなに強いのに、味方はこんなに弱くてどうするの?
という、もはやお決まりのパターンだが、
町が破壊されるシーンは分かっていても迫力十分だし、
お決まりだけに話も分かりやすい。

で、結局、『宇宙戦争』というタイトルにしては
『戦争』というのはそこまで大きなテーマではなく、
その過程で絆を深める『家族愛』みたいなのがメインに据えられる。

結末のあっけなさと、いくつかの都市が廃墟になる被害を受けながら
『主要登場人物全員無事』というお目出度い展開には
アメリカの国民性を感じずにはいられないが、
迫力ある映像を見るだけでもこの映画の価値はある。

皮肉な話だが、出来れば『映画館で見たかった』。





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Last updated  January 4, 2006 12:48:59 AM
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