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2006年06月27日
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サンダンスを始める前に、大きな柱を中心にして、聖なるテントの外枠にするために、小さなふたまたの柱を12本、円状に立てる。

「セブン・アローズ(2)・心の目をひらく旅」(ヘェメヨースツ・ストーム著、安部珠理訳)によると、この柱は、12の異なった人びとを表し、そのうちの1本は白人を、そして東に面した入り口に立てる2本はインディアンを表しているそうだ。


心の目をひらく旅



その中央の木と12本の木の先端は、ふたまたに分かれている。
人々が持つ二面性を表しているのだそうだ。

人の中には、必ずふたりの人間が住んでいる。人の持つ二面性である。
しかし、二つに分かれている枝も、元はひとつのものである。
2本の枝は、全く同じに見えるし、ついている葉っぱも全く変わらない。
どっちがどっちの鏡であるのか、どっちが本当の自分なのか?両方とも自分なのか?
ふたまたの木は、偉大な教えである。だからこそ、サンダンスのテントの象徴となっている。

そこから学ぶべきことは、その半分が、他の半分を理解しなければ、二つに引き裂かれてしまうということだ。
これは一人の人間の中のことだけではなく、他の人との関係の中でも言えることであり、一方を理解しようとしなければ、その関係性は崩壊する。

ある人びとは、善と悪とを、はっきり分けようとしてようと戸惑っていた。
しかし、彼等が分けようとしてた二つのものは、もともと分けられるものではない。
一方の枝が離れようとすると、木は死んでしまうか、本来の形としては存在できなくなってしまう。
その人びとは、彼らの決まりに従って木を分かとうとしていたが、そんな実りのないことをするより、人の持つ二面性の矛盾を、ひとつの宇宙とつなげることの方が重要なんだと、「セブン・アローズ」の中でチーフは教えている。


サンダンスの時に立てられる木の形にも、深い意味があるようだ。



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最終更新日  2006年06月27日 08時51分17秒
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