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テーマ:ネイティブアメリカン(608)
カテゴリ:ラコタ
“Greengrass Pipe Dancer” という本を読んでいる。
![]() 読み始めの今舞台はサウスダコタのグリーングラス。 ちょうど私達がこの夏訪ねるところなので、どんなところか想像しながら読んでいる。 緑の草原、太陽の日差しの下で風に吹かれてゆらゆらと揺れる草を見るのは、きっと爽快だろうな・・・なんて。 ![]() この主人公は、自分が持っているパイプの袋は、かつてはクレージーホースの物だったと言われていて、それを確かめるためにグリーングラスにやってきた。 主人公はここでCalfrobeという人に出会う。 ふたりは草の上に寝転び、雲を見ている。 そしてCalfrobeは、主人公が見た雲のビジョンから、いろんなことを読み取っていく。 キャビンのビジョンを話すとCalfrobeの顔が曇る。それは家族の誰かが、深刻な病気に罹っていることを示すものだという。実は主人公の妻は癌を患っていた。 ただそのキャビンから煙がでている、暖かいキャビンだというのが救いだという。 この困難を救うのはお互いの愛情だというのだ。 ![]() この主人公がグリーングラスにやってきた目的は、インディアンの人々に最初に与えられたホワイト・バッファロー・カーフ・パイプの19代キーパー、チーフ・アヴォール・ルッキング・ホースに会うためだった。 忙しいルッキング・ホースはグリーングラスを留守にすることが多く、なかなか帰ってこないので、そろそろ旅立とうとしていたその時、向こうからルッキング・ホースがやってくる。 こうして話は続いていくのだけれど、これはフィクションなのかな?こんなにリアルにアヴォールの名前が出てくるし。 雨乞いなどでメディスンマンが雲を呼び雨を降らすという話は聴いたことがあるし、場所は違うけれどあのホピの雨乞いのカチーナダンスが始まったとたん、暴風雨に見舞われた経験もあるけれど、“雲を読む人”というのがいるのは初めて知った。 ![]() 雲は見方によっていろんなものに見える。それをどう見るかによって、その人の内側を見るのだろうか。 私には、グリーングラスの雲がどんな風に見えるかな・・・ ![]() 一緒にラコタに行ってみませんか? (現地参加も可能です!旅行代金は、イネット・伊藤さんに聞いてみてくださいね ![]() ~ 大草原の風に吹かれ ラコタの教えに耳を澄ます ~ サウスダコタ&アメリカインディアン・ラコタへの旅 2010年8月5日(木)~13日(金)(成田) 370,000円+諸税(約30,000円) よかったら、クリックしてくださいね! ↓ ↓ ![]() Thanks!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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