カテゴリ:雑談
福岡DCの優勝戦の結果でコメントいくつかあったので、今日から数回それらについて考えてみたいと思います。
まず最初に「実力」について。 コメントの中に実力がある、ない、という表現が使われることがありますが、「実力」という言葉は曖昧な表現だと思っています。 「実力」という言葉を使う際は、具体的な文章でないと上手く意味が伝わらなかったり、誤解を招く可能性があります。 例えば、「茅原選手に実力がない」と書いたとしましょう。これだけでは、同意する人もいるでしょうが、「いや、茅原選手は実力がある」と同意しない人も多くなるかと思います。 なぜなら、何に対して実力がないのか、何の実力がないのかが、わからないため。これでは、人それぞれの基準での判断に委ねられる表現となっているためで、実力があると思っている人の中には、気分を害する人もいるかもしれません。 もう少し具体的に考えてみましょう。 まず比較対象を何にするかで、実力の有り無しは全く違ってきます。 約1600人いる選手全体を対象にすれば、A1級をずっと維持している茅原選手の実力は十分にあるといえます。 また、A1級の中で考えても、勝率7.50前後の成績を維持しているので実力がないとは言えないでしょう。 さらには、ゴールデンレーサーであることを考えると、5本の指に入るとまでは言いませんが、10本の指に入ると言っても過言ではないという考え方もあります。 しがし、対象にする事を変えると趣も変わります。SGを2回以上穫れていないので実力がないと言えるでしょうし、グランプリ2ndから出場できる実力はないとか、毎年G2以上のレースで優勝できない、優勝回数でクラシックに出場出来ないから実力がない、など言うことも出来るでしょう。 ですから、何を対象にしているかを明確にしないと意味合いが伝わりにくくなるでしょう。 ただ、「実力がない」と言うには、かなり限定的な範囲を対象にしないと言えないと思います。SG1回穫れてるだけでも、G1複数回とれていることも、限られた選手にしか出来ないことですから、そもそも実力がないというのは過度な表現なのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.11.22 18:00:10
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