茅原選手のホーム児島で、2年ぶりのSGとなるオーシャンカップが間もなく開催となります。
ということで、公式のレース展望をいつもの様に確認しておきたいと思います。
SGということで、多くの情報を期待していましたが、特別多くはなかったですね。
しかも、特設サイトと公式パンフレットのレース展望が同じだったりします。そこで、今回はマンスリーBOATRACEの展望も確認してみました。
<特設サイト>
展望記事がタブっているので、特設サイトへのリンクのみ貼り付けて起きます。
<マンスリーBOATRACE>
『茅原が地元SG初Vへ大きなチャンス到来だ
21年グラチャン以来となる2年ぶりの児島でのSG。GⅠ・GⅡ競走で活躍してきた艇界屈指の実力者たちが揃って実力伯仲のメンバー構成となった。
2月の当地地区選で待望の地元GⅠタイトルを手にした茅原悠紀(岡山)にとっては地元SG初優勝へ大きなチャンス。6月の徳山グラチャンで今年2度目のSG優出を果たすなど、近況のリズムも良い。SG初陣の藤原啓史朗(岡山)に、田口節子(岡山)、守屋美穂(岡山)、山口達也(岡山)と、地元勢5名が大舞台に挑む。
石野が自然体で好勝負水面相性では菊地が◎
5月芦屋オールスターでSGV10を達成した石野貴之(大阪)が、自然体の走りで好勝負。菊地孝平(静岡)は当地周年V2と水面相性の良さが光る。昨年当地GⅡVの田中信一郎(大阪)や、当地SG覇者の今垣光太郎(福井)、松井繁(大阪)、瓜生正義(福岡)、田村隆信(徳島)、桐生順平(埼玉)もリズムに乗ってきそうだ。
前回覇者の椎名豊(群馬)は、3年ぶりの当地で大会連覇へ、6月グラチャンVの磯部誠(愛知)はSG連覇にチャレンジ。4月宮島周年、5月当地周年で優勝した島村隆幸(徳島)にも勢いがある。』
<公式パンフレット>
『エース・茅原が地元SG制覇へ照準!5月周年覇者の島村がSG初Vへ挑む!
野白由貴子●『デイリースポーツ』
児島で初開催となるSGオーシャンカップは「海の日」を記念して創設された真夏のSG競走。GⅠ・GⅡの成績上位者だけが出場できるSGで、この大会でSG初優勝を飾った選手も多い。第8回大会で優勝した辻栄蔵(広島)は20年後の28回大会にも参戦。第9回の田村隆信(徳島)、第15回の石野貴之(大阪)、前年覇者の椎名豊(群馬)もオーシャンCでSGウイナーとなり、今大会にも出場する。
若手からベテランまで幅広い世代の実力者が名を連ねる中、ひときわ目を引くのが松井繁(大阪)と石野。松井はSG優勝12回のうち4回、オールスターでV10を決めた石野は3回、このオーシャンCで優勝している。
そんな歴代覇者を相手に、地元SG制覇へ挑むのは茅原悠紀(岡山)。今年は2月中国地区選で地元GⅠ初制覇。3月のクラシック優勝戦は6コースから3着に粘り、賞金ランク上位に位置している。
注目は今年大ブレイクの島村隆幸(徳島)。4月宮島周年でGⅠ初制覇を成し遂げ、5月当地周年はSG覇者5人を破り2度目のGⅠV。6月の児島でも低調機を仕上げて優勝しており、勢いと当地相性は断然だ。
海水面の児島は潮位と風向がカギとなる。オーシャンC開催時は干満差の大きい大潮。水位の高い時間帯をどう乗りこなすかがポイントだ。モーターは使用7ヵ月目となるが、絶対エースは不在。近況の上昇度では出足型の40号機。初下ろしから力強い動きを見せている伸び型の20号機が有力だ。』
どちらの展望記事も、今年の茅原選手の好調さから、地元SGでの活躍が期待出来るという内容ですね。
せっかくの児島SGなので、もう少し情報を確認しておきます。
各スポーツ紙が開幕前のオーシャンカップの記事をあげていますので、そのリンクも貼り付けて起きましょう。
【ボートレース】岡山の絶対的エース・茅原悠紀が2度目のSG制覇を狙う…児島SGオーシャンカップまであと4日(スポーツ報知)
【ボートレース】児島SGオーシャンカップ開幕直前コラム(1)注目選手・上 茅原悠紀(日刊スポーツ)
SG「第28回オーシャンカップ」18日開幕 あと3日 ボートレース児島(スポニチアネックス)
【オーシャンカップ】ドリームの注目選手(サンスポZBAT!)
次はドリーム戦メンバーの確認です。
1号艇 桐生 順平
2号艇 井口 佳典
3号艇 馬場 貴也
4号艇 瓜生 正義
5号艇 磯部 誠
6号艇 茅原 悠紀
茅原選手がSGのドリーム戦に出場するのは久しぶり。前回は2019年のメモリアルでした。
これまでに5回SGのドリーム戦に出場していますので、今回が6回目のドリーム戦となります。
6回目だけに6号艇というわけではなく、選出順位が6位なので6号艇です。
ちなみに、過去5回のドリーム戦の枠番は、2号艇、6号艇、6号艇、6号艇、5号艇となっています。ドリーム戦1号艇をついつい期待してしまいますが、ドリーム戦は6号艇で出場するのが一番お得です。
今回も6号艇での出走ですから、予選の得点率の底上げに大きく寄与してくれると思います。
最後に、児島の注目モーターを確認。
児島のモーターは1月に使用開始してますので、7ヶ月使用していますが、未だにエースモーターが不在という状況となっています。
既にG1も2節開催されているのに相場は定まらないですね。それを裏付けるように、優出数は4回が最高、優勝数は2回が最高となっています。
エース候補として注目されているのは40号機です。時点は23号機や56号機と言われています。
また、近況調子が上昇しているのが20号機です。
この4機は特徴があるモーターです。
40号機 出足 赤岩選手が整備して、バランス型に仕上がって出足が特徴。
23号機 回り足 レース足が良い。
56号機 伸び足 もともとバランス型で、伸び足に特徴がつてきた。
20号機 伸び足 近況伸び足を活かして評価上昇。ついでに2連対率も3位まで急上昇。
なお、周年記念の優出モーターにこれら4機は入っていませんでした。
気候が違いますが、中国地区選のときの優出モーターには56号機だけが入っていました。
茅原選手が、この4機を引ければいいですが、相場が決まっていないということで、どのモーターを引いてもチャンスがあるかもと期待しておくのもいいかっもしれませんね。