カテゴリ:レース事前情報
地元の東京支部からは10人が参戦。濱野谷憲吾、石渡鉄兵、作間章、齊藤仁、中野次郎、長田頼宗、山田哲也、永井彪也、佐藤隆太郎、宮之原輝紀が登場する。多摩川周年での東京勢の優勝は15年の中野次郎が最後。9大会ぶりのタイトル奪還を果たしたいところだ。 地元のエースは濱野谷憲吾だ。今年の濱野谷は記念4優出1Vをマークする充実ぶり。4月の若松マスターズチャンピオンで優出3着、5月の平和島周年で優出4着、5月の芦屋ボートレースオールスターで優出2着、そして9月の常滑周年で優勝と結果を残してきた。賞金ランキング7位につけ、2年ぶり14回目のグランプリ出場に当確ランプをともしている。余裕を持って多摩川周年に臨めるだけに、久々の当地記念Vを期待したいところ。多摩川では99年に周年記念とダイヤモンドカップでG1連続Vを飾ったが、記念タイトルはその2つにとどまっている。24年ぶりの多摩川G1制覇をめざす。 中野次郎も楽しみだ。9月の高松宮記念で優出3着に入るなど近況リズム上昇ムード。多摩川では記念5優出2Vの実績があるだけに期待は高まる。07年関東地区選と15年周年記念に続く3つ目の多摩川G1タイトルを狙う。 石渡鉄兵は現在賞金ランキング26位につけているが、9月の多摩川戦で手痛いフライングを切ってSGチャレンジカップはF休みに。ただグランプリ出場への夢はまだ潰えていないだけに、多摩川周年で大きな賞金の上積みを狙いたいところだ。 その他にも6月のびわこ戦と7月の江戸川戦で優勝するなど好調な作間章や、多摩川記念6優出の実績を持つ齊藤仁、今年10優出4Vと好リズムが続く長田頼宗、多摩川最近5節で4優出1Vの山田哲也、記念通算5優出をすべて9~12月にマークしている秋冬巧者の永井彪也、20年の多摩川周年で優出5着に入った佐藤隆太郎、9月のヤングダービーで6コース2勝など見せ場を作った宮之原輝紀と、東京支部は多彩なメンバーがそろっている。 遠征勢では毒島誠(群馬)が有力なV候補だ。多摩川通算16優出8Vを誇り、多摩川G1は実に4節連続優出中。15年の多摩川周年で優出6着、17年の多摩川周年で優出6着、20年2月の多摩川周年で優出2着、20年4月の多摩川周年で優勝、21年の多摩川周年で優出3着、そして今年3月の多摩川周年で優勝。近年の多摩川周年は毒島抜きには語れないといっても過言ではないだろう。今回はタイトル防衛をかけての参戦。71・72年の田中佐次郎以来となる史上2人目の多摩川周年2連覇なるか。 茅原悠紀(岡山)は前々回の多摩川周年覇者。21年10月に行われた開設67周年記念で4コースまくりを決めて優勝したのが記憶に新しい。茅原は今年3月の多摩川周年でも予選2位通過の活躍を見せたが、準優でまさかのイン戦3着に敗れて連覇への道が潰える悔しい結果だった。今回はその雪辱の思いも込めて、2大会ぶりのタイトル奪還を狙いたい。 今年のSG覇者からは3人が参戦。ボートレースクラシック優勝の土屋智則(群馬)、グランドチャンピオン優勝の磯部誠(愛知)、ボートレースメモリアル優勝の馬場貴也(滋賀)が登場だ。土屋は多摩川5優出1Vと当地相性上々。磯部は9月の三国周年でも優勝するなど好調が続くだけに目が離せない。馬場は13年の多摩川周年に続く当地2回目の記念優出をめざす。 その他では00年多摩川周年覇者の松井繁(大阪)や、09年に多摩川のボートレースクラシックでSG優勝歴がある池田浩二(愛知)、多摩川記念5優出の実績がある白井英治(山口)、19年に多摩川3Daysバトルトーナメントで4連勝パーフェクトVを飾った赤岩善生(愛知)、05年に多摩川ボートレースクラシックでSG初出場初Vを飾った笠原亮(静岡)、7月の多摩川一般戦で優勝したばかりの柳生泰二(山口)など多摩川実績豊富な選手たちや、9月のヤングダービーで優出した関浩哉(群馬)と小池修平(大阪)ら若手勢に注目したいところ。またグランプリ出場権を争っている平本真之(愛知)、山口剛(広島)、吉田拡郎(岡山)、井口佳典(三重)らも見逃せない。』 周年連覇とV3が期待される毒島誠 強敵は茅原悠紀と馬場貴也・白井英治 円熟の優出名人・池田浩二 3月の68周年以来、7カ月ぶりに再び全国から強豪が集結する。 その68周年覇者が毒島誠。当地での強さはホームの桐生以上といっても 過言ではない。当地周年は65周年から4年連続優出中で、 66・68周年で優勝 している。 その直近3年の中間年、67周年を豪快なまくりで制したのが茅原悠紀。今年は7月末の段階ですでにSG3優出と絶好調。ここ一番では果敢に握ってく ることが多い。 昨年の賞金王を争った馬場貴也と白井英治も当然V候補だ。 馬場はMVP を獲得、白井は賞金王に輝いた。白井は今年、一般戦が主だったとはいえ、7 月時点でぶっちぎりの最多勝で勝率も1位。8月末からGI復帰の予定だ。 68周年で準優勝だった池田浩二は65・67周年でも優出している。池田も今年のSGで3優出。とにかく大崩れがなく準優でも勝負強い。 台頭する磯部誠らの新勢力 昨年に続いて今年も、記念戦線では初優勝が次々に出現。 とくにSGは4節 開催して3回が初優勝だ。 この周年にも、クラシックの覇者・土屋智則とグランドチャンピオンを制した磯部誠が参戦する。 とくに磯部はオーシャンカップでも連続優出して準優勝。 その差しワザは実に冴えている。 島村隆幸は4月にGI初優勝を遂げるとすぐ2個目のGIを獲得。 その潜在能力がついに花開いた。 GIタイトルこそまだだが、菅章哉の参戦は実に楽しみだ。 超伸び仕様でまく りを連発。 6月の蒲郡周年ではGI初優出も果たした。多摩川は久しぶりだが、 このスピード水面でどこまで暴れ回るか、ワクワクさせてくれる。 GW戦優勝の石渡鉄兵 ウェイキーカップ 地元・東京支部からは10人が出場する。そのうち5人は5月のゴール デンウィークの地元戦で優出。 そこで優勝した石渡鉄兵は、 若い頃より もむしろ今の方が充実している印象。 準優勝の濱野谷憲吾はオールスターでも準Vに食い込むなど、 相変 わらず大舞台では強い。 8月末のメモリアルに多摩川推薦 で出場したのが中野次郎と長田頼宗だ。 中野は60周年の覇者で、久々のGI奪還をもくろむ。長田は2016年以降8年続けて当地の推薦を受けている純ホーム。 やはり地元周年Vは悲願だ。 』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.13 21:51:25
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