明日から開催のG1芦屋周年の前検が行われたので、結果を確認します。
モーター 62号機
2連対率 29.1% 42番目
ボート 73号艇
2連対率 38.1% 16番目
前検タイム
6.70 4番目
久しぶりに、勝率が悪いと言い切れるモーターを引いてしまってますね。
ちょっと心配ですが、その割には前検タイムが出ているので、心配しなくてもよいのかなと思ったりもします。ボートのお陰でしょうか。
まあ、グランプリ前なので、ここで悪いモーターを一度引いて厄払いをしておいたと思ってもいいかと思いますが、できれば優勝もしてもらいたいので、悩ましい結果とも言えます。
とりあえず、いつものようにモーター素性を確認していきたいと思います。
今回引いたモーター62号機は17節で使用して、優出3回、優勝0回という成績となっています。
優出3回も悪く無い成績ですし、優勝0回も、芦屋のモーターで最高が2回ですから、そんなに支障の無い成績かと思います。
使用した選手の級別は次の通り。
A1級 3回 山田康二、西野翔太、伊藤将吉
A2級 4回
B1級 9回
B2級 1回
17節中10節でB級選手が使用しているので、数字は低めに出ている可能性があります。少なく見ても2連対率30%台のモーターと思っていいのではないでしょうか。
ただ、優出3回は全てA1選手というのがちょっと弱いデータです。それでもその内の1回はオールスターの時というのは期待出来るデータでもあります。
その時使用したのは山田選手で、その際の最終日のコメントは、『朝乗った感じ、気象条件の変化があってやっぱり重たかったのでいつも通りの調整をしています。回転を合わせる作業ですね。足はしっかりしていると思います。回転を合わせないとスタートも届いていないので、そこは絶対に合わせていきたいです。』というものでした。足は悪くなさそうですが、調整を合わせるのが難しいようです。予選は6位で突破していました。
62号機の近況は、3節前が伊藤選手が使用して優出しており、前々節はB1級選手が使用して勝ち無し(1号艇無し)とイマイチでしたが、前節は予選3勝して準優に進んでいました。使用したのはA2級の宮田龍馬選手でした。
ということで、近況絶好調とまでは言えませんが、いい動きはしているかと思います。
部品交換履歴については、下ろした節の最終日の事故で2節目初日に新ペラに変わり、ギアケースも交換されています。
その後は7月に使用した西野翔太選手がリング2本交換しているだけです。
特に、気配が悪くて交換したような感じは、真夏にリング交換している時だけですから、やはり足は悪くなさそうです。
アクシデント的なことも、先ほど書いた下ろした節の最終日の事故で落水があっただけで、他は全て完走しています。
タイム的なところでは、展示タイム順位も、レースタイムも、中堅程度となっており、タイム面ではモーターの良さを感じる部分はありませんでした。
オールスターの結果や近況を考えると、そんなに悪くないモーターのように思いますが、それを確信出来るほどの情報が特に見当たらなかったのです。
それでも、そこまで悲観的になる必要はないかなと、安心は出来た感じです。
それでは最後に、茅原選手の前検後のコメントを確認しておきましょう。
「ペラ叩き変えて伸びは少し良かった」
前検タイムは、ペラを叩き変える前だったのか、後だったのかは不明ですが、感触の良いところもあったということで、ペラ調整が進めばまだ良くなる可能性を感じますから、少し期待しておきましょう。
優勝が狙えるかどうかは、明日の走りと結果を見てからですね。