SG第28回オーシャンカップ(児島) 最終日 12R<優勝戦>
<12R>優勝戦 【スタート情報】 1コース 1号艇 馬場 貴也 .082コース 2号艇 茅原 悠紀 .043コース 3号艇 磯部 誠 .104コース 4号艇 桐生 順平 .105コース 5号艇 羽野 直也 .116コース 6号艇 池田 浩二 .14 進入 123/456 【レース結果】 1着 5号艇 羽野 直也2着 3号艇 磯部 誠3着 4号艇 桐生 順平4着 2号艇 茅原 悠紀5着 6号艇 池田 浩二6着 1号艇 馬場 貴也3連単160,260円。この払戻金の金額を見れば、多くの人の予想も想定も超えたレースになったことは明白ですね。今日はレースの内容を語るには濃厚すぎるので、レースの模様が児島のYoutubeチャンネルにアップされていたのを共有貼り付けしておきます。2コースから茅原選手が攻めて、攻めて、攻めまくりました。スタートトップスタート0.04で攻め、スリット過ぎで3号艇を牽制して、そこから絞るように1号艇に近づくも止められてしまいますが、攻めを止めることなくそのまままくります。しかし、1号艇馬場選手も激しく抵抗し競り合う2艇は飛んでしまいました。この時点で2艇は戦線離脱。あとはご覧の通りです。1号艇馬場選手と、2号艇茅原選手の競り合いについて、結果論的にどちら良い悪いとか、どちらが引くべきだったとかの議論は意味がありませんね。優勝戦1号艇で一番人気を背負う馬場選手と、地元の期待を一身に背負う茅原選手。背負う物が大きいこの2選手に攻めない理由も、攻めを止める理由も存在ないでしょう。攻めに行った茅原選手に引いた方がいいなんてことを言えるはずもありません。攻められた馬場選手に引いた方がいいなんてことを言えるはずもありません。大きな物を背負った2人が競り合えば当然起こるべくして起こった結果であり、そのことを誰も避難することは出ません。これこそ真剣勝負、八百長なんてどこ吹く風。これがボートレース、これこそボートレースというレースを見せてもらいました。できれば、この競り合った2選手が優勝を懸けて最後まで競り合ってゴールして欲しかったとは思います。そうすれば最高のレースになっていたことでしょう。1周1マークで早々に戦線離脱となったことだけは残念だったなと思いますが、それは仕方ないことですね。実際のところも、どちらも引けない状況になっていましたね。まくりが止められた時点で茅原選手が引いて差しに構えれば良かったのかといえば、既に3号艇と5号艇がターンを始めていましたので、引いている途中で3号艇と5号艇に攻め込まれて優勝の可能性はなかったでしょう。まくりを受け止めた時点で馬場選手も引く理由はなくなり、且つあのままターンしていればターンマークに衝突していたでしょうから抵抗するしかなかったでしょう。状況的に茅原選手と馬場選手は競り合いながらターンするしかなかったともいえます。しかし、この2選手のレース後の様子には差があったようです。茅原選手はサバサバした様子で、馬場選手は肩を落としていたとのこと。これは攻めた側と攻められた側の差なんでしょうね。しかし、どちらの選手にも拍手を送りたいというのが私の感想です。本気のレースを見させてもらって感謝です。茅原選手には、さらに拍手を送りたいことがあります。それは1周1マークで飛んでしまい最下位まで落ちてしまったのにも関わらず、そこから巻き返して4着でゴールしたことです。2周1マークで馬場選手を抜かして5番手に浮上すると、3周1マークで6号艇池田選手も捕らえ、3周2マークで逆転してくれました。本来なら1周1マークで戦意喪失していても不思議ではない状況でしたが、そこで気持ちを切り替えて一つでも上を狙う姿勢は、今年の茅原選手が違うことを象徴していると思います。2周1マークで馬場選手を再びまくりで攻めて抜かしているところからも、気持ちの切り替えが出来ていたことが伝わりましたね。また、賞金ランキング争いをしている池田選手よりも前でゴール出来たことも結果として大きかったと思います。4着と5着の賞金の差はたったの50万円ですから、賞金額の差を大きく縮めるものではありませんが、こういう姿勢の積み重ねが最終的な結果に影響すると信じています。茅原選手、ナイスファイトでした。そして、今節も無事に完走出来て良かったです。お疲れ様でした。今回も優勝とはなりませんでしたが、徐々に優勝に近づいていることを感じることは出来ていますから、また次に期待させてもらいますね。最後にレースの写真を掲載しておきます。↑ピット離れ↑待機行動 優勝戦6選手↑1周1マークのまくり↑ターンが飛んだあとの立て直し↑既に3号手に抜かれていますが、茅原選手と馬場選手のダブルウイリーは隠れた見所でした↑2周1マーク まくりで馬場選手を抜いて5番手に↑3周2マークで6号艇池田選手を抜いて4番手に↑ホームに入って競り合いながらゴールを目指す2艇↑ゴールはこの差で茅原選手が4着でゴール↑ゴール直後