|
カテゴリ:思春期
1学期から「学校を辞める、辞めない」で悩んでいる子が、未だに決められないでいます。 このような状況は思春期の不安定さを抜けるまでの問題である場合が多いので、時間が解決してくれる場合がほとんどなのですが、いつもこのような子どもたちは場所を変えようとします。つまり学校を辞めたいと言う。 もちろん中には、実際に成績が原因で続きそうにない場合や、自分自身を全く理解できずにそれ故人間関係を上手く構築できないタイプの子もいます。このような場合は残念ですが続かずに辞めることが多いようです。 前者は、学校にもおおきな責任があります。早い時期から的確なアドバイスと励ましが継続できていれば防げる場合が多いのです。もちろん家庭の協力も重要ですが、教師が根気強く励ますことを怠り、それを棚に上げて中学生に「自業自得だ!」はないでしょう。 しかし、後者は家庭にも大きな責任があります。友人関係と言えども、他人とそれなりの健全な関係を構築できない子については、まずは躾や家庭内での子育ての段階で何らかの問題があったと考えられます。 いずれにしてもまずは家族の中で心血を注いでこの状況に対応する覚悟が必要です。 そして専門家(心療内科やカウンセラー)や学校や周囲の人に、プライドや羞恥心を棚上げにして心から助けを求めましょう。 きれいごとでは解決しません。しかし、諦めたらおしまいです。 彼らも何とか戻ってきてくれればとの思いで学校としても対応していますが難しい局面です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.08 14:37:51
コメント(0) | コメントを書く |
|