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2004年12月22日
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カテゴリ:映画
「主人公アレックスの母は、夫が西ドイツへ逃げて帰ってこなかったことから、ばりばりの東ドイツ愛国者に。ある日、反社会主義デモに参加しているアレックスを目撃し、母はショックで心臓発作を起こし昏睡状態になる。母が眠っている間にベルリンの壁は崩壊し、世の中は大きく変わる。そんななか母の意識が戻るが、医者は「もう一度ショックなことがあれば、命が危ない」という。壁が崩壊したなんて知ったら、ママは死んでしまう!そしてアレックスは周囲の皆を巻き込んで、壁は崩れていないという演技をすることに・・・」

こんなストーリー。

設定があまりにもツボをついていたので見たくてしょうがなかった一本です。
これだけでなんか哀しい笑いがこみあげてくるよー

アレックスは家族や恋人の服装規制からテレビ・ラジオの規制から、東ドイツ産の食料探しまでやります。テレビに至っては、友人とニュースを作成し、それをビデオにとって流すほどの周到さ。
その涙ぐましい努力のシーンがコメディ要素であるとおもうのですが、むしろ主人公の一生懸命さが押し出されています。
迷惑なマザコンという気もするのですが、なーんか応援したくなるひたむきさに溢れていてよかった。
友達も恋人もナイスキャストで可愛い可愛い。

主人公は母親のために、社会の変化について嘘をつく。
それが徐々に自分の理想の社会が出来上がっていくといううそになっている、というのが、やっぱミソかなぁと。

なんか、別に社会主義批判じゃない映画で、じゃあかといって資本主義を押しているのかといえばそうでもない・・・
壁が崩壊するときの映像は何度もテレビで見ますし、遠い日本の私たちからすれば、「壁なくなってよかったね!」ですが、実際は様々な問題が山積みなのですね。
実際、壁があったころに戻りたいという元西ドイツの人がたくさんいるそうですし、東にいた人も差別をうけていたそうです。今でもかな。

理想の社会ってどんなだろうと、しみじみ考えてしまうようなラストでした。
母とレーニンの像の対峙はどきどき。
音楽は哀しげですごく良かったです。


今度はこれまたツボついてくる、「東京原発」みるぞー!
いっつも貸出中なのだけど。





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最終更新日  2004年12月22日 17時05分40秒
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