カテゴリ:国内旅行(九州)
熊本県・人吉駅前にからくり時計があります。(2019年8月3日撮影)
時計は城の形をしており、城の一階部分が開くと、臼太鼓(うすだいこ)踊りを踊る人形たちが音楽に合わせて動きます。臼太鼓踊りは球磨川流域の各所で行われており、踊り手が胸につけた臼形の大きな太鼓を打ちながら踊ります。 城の上階では庄屋に扮した殿様が踊りを覗き、城下町にお忍びで遊びます。城に戻り正装をした殿様の人形が最後に出てきます。扇子を持って満足な表情です。 人吉の球磨川の傍に「五木(いつき)の子守歌」の石碑が立っていました。人吉市の北に五木村があります。小学校の修学旅行で九州を巡った時、ホテルの大会場で担当の方が「五木の子守歌」を歌うのを聴きました。 五木のパンフレットを見ると、五木村マスコットの「いつきちゃん」シールが付いていました。いつきちゃんは「巨人の星」の作者である川崎のぼる先生が生みの親だそうです。 ↑ 人吉駅前のからくり時計。 ↑ 臼太鼓(うすだいこ)踊りを踊る人形。 ↑ 城から城下町を見下ろす殿様。 ↑ 殿様は庄屋に扮して、お忍びで城下町に行く。 ↑ 町中で遊んだ殿様は、城に戻り正装になる。 ↑ 扇を持った殿様は満足顔。 ↑ 人吉城の大手門。 ↑ 大橋と球磨川。 ↑ 球磨川と人吉城址。 ↑ 球磨川のほとりに、五木の子守歌の石碑がある。 「おどま ぼんぎり ぼんぎり ぼんからさきゃ おらんど ぼんがはよくりゃ はよもどる」 私は(年季が)盆までで、盆から先はいないよ。盆の時期が早く来てくれたら、早く里に帰られるのに。 ↑ 民謡「五木の子守歌」は年季奉公での子守をしていた球磨地方の娘たちが口ずさんでいた唄。 戦後すぐの昭和24年の秋、人吉を訪れた日本調流行歌手の音丸(おとまる)さんが子守歌の存在を知り、翌年にレコード化された。多くの歌手が歌うようになり、ラジオ放送やレコードによって日本全国に広まり、日本を代表する歌謡曲になった。 ↑ 「五木の子守歌」で有名な五木村のパンフレット。 ↑ 五木村マスコットの「いつきちゃん」シールが付いていた。 ↑ いつきちゃんは「巨人の星」の作者である川崎のぼる先生が生みの親。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.04 17:02:08
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