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星とカワセミ好きのブログ

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2022.07.27
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「人造人間キカイダー」の続編として、1973年5月から「キカイダー01」が放送されました。

主題歌は「キカイダー01(作詞:石ノ森章太郎、作曲・編曲:渡辺宙明、歌:子門雅人)」で、渡辺宙明さんが作曲されています。

「スーパーアニソン作曲家 渡辺宙明大全/腹巻猫&宙明サウンド研究会/辰巳出版株式会社/2019年9月25日初版第一刷発行」P40~41に、渡辺宙明さんのコメントが書いてあります。

「(『キカイダー01』)の主題歌は、『人造人間キカイダー』から変えようと意識して、よりロック的にやりました。私は『キカイダー』よりこっちのほうがいいと思っているんですよ。間奏のトランペット・ソロは、(主人公の)イチローのトランペットをイメージしました。ヒーローがトランペットを吹くという発想が面白いですよね」

「あらためて考えても『キカイダー』、『キカイダー01』は記念すべき作品ですね。それまでは主にシリアスな大人向けドラマの音楽をクラシック風にやっていました。大人のドラマだとプラスロックの音楽なんで書く機会はないし、二六抜き短音階もそうは使えない。けれど、こういう作品だといろいろな音楽が書けるんです。難しくもあり、楽しくもあった。この作品をやったから、今の私があるのです」


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「Gakken Mook 甦る! 石ノ森ヒーローファイル/学研パブリッシング/2013年9月10日 第1刷発行」P47に、キカイダー01の記載があります。

「テレビ版の後半では(主人公の)イチローが『女子供に弱い』という性格を分析し、シャドウ(敵の軍団)が造り上げた悪の人造人間・ビジンダーが登場。ドラマを盛り上げた」

「当時高校生だった志穂美悦子の演じるビジンダーことマリが登場したのだ。その胸には小型水爆が内蔵されており、ブラウスの第3ボタンを外すと起爆してしまうという美しい女性型ロボットである」

「その他にも武士道を貫くワルダー(もちろんロボットだが、ビジンダーに恋をして文通したりもする!)」

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「泣き虫プロデューサーの遺言状~TVヒーローと歩んだ50年~/平山亨/講談社」P158~159では、平山さんがキカイダー01とのかかわりについて書かれています。

「(キカイダー01の)設定は、石森先生、宮崎慎一くんと相談した。仏像の中からの登場は、いいアイデアだと思った、こんな日もあろうかと、光明寺博士が作って隠しておいたものだ。
ハカイダー4人衆は、撮影所でショー用のハカイダーをみつけ、あるなら使おうということ。だいたい偽ライダーもそう。ハカイダーは人気があり、思ったより長く活躍した。撮影用と予備で2体。さらにショー用。人気があると、もう一体作っておこうとなる。ひょっと見たらゴロゴロある。これを揃えたら面白いだろう。ぬいぐるみが何体あるならと、そういうアイデアが生まれてくる。

ワルダーがビジンダーにラブレターというのは、脚本家の長坂秀佳くん。サイボーグや機械でなく、改造人間だから、いいんだと言っていた。
長坂くんも、『キカイダー』や『怪傑ズバット』は面白かった。ライフワークと言ってくれた」

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番組内でワルダーがビジンダーに好意を持っていました。二人が会話するシーンは、いまだに覚えています。
ビジンダー役の女優・志穂美悦子さんは、長渕剛さんと結婚されました。


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↓ キカイダー01






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↓ ワルダーとビジンダー(志穂美悦子さん)のシーン。
役に立つときがあるだろうからと、ワルダーが名刀「風神村雨」、「雷神村正」をビジンダー(志穂美悦子さん)に渡す。


↓ ありがとうと言うビジンダー。





↓ 何か言いたそうなワルダー。



↓ 「何?」と聞くビジンダー。



↓ 気持ちを伝えようと話を切り出そうとするワルダー。



↓ 気持ちを察して、「これから私、行くところがあるの」と言うビジンダー。


↓ 歩き始めたが、途中でワルダーに振り返るビジンダー。


↓ 微笑みを返すビジンダー。



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「スーパーアニソン作曲家 渡辺宙明大全/腹巻猫&宙明サウンド研究会/辰巳出版株式会社/2019年9月25日初版第一刷発行」



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「Gakken Mook 甦る! 石ノ森ヒーローファイル/学研パブリッシング/2013年9月10日 第1刷発行」





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「泣き虫プロデューサーの遺言状~TVヒーローと歩んだ50年~/平山亨/講談社」





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最終更新日  2022.07.31 09:39:00
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