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カテゴリ:FXの説明
私のブログで、初めて「FX」という言葉に触れた方もいらっしゃるかと思いますので、半可通の私が説明するのも恥ずかしいのですが、少し説明をしておこうかと思います。
最初に念のため言っておきますが、私はFXの業者でもなく、勧誘しようとは思っておりません。 やり方によっては、FXで全財産を失う場合もありますので、あまり簡単に始めてしまわぬように、ご忠告いたします。 さて、FXは、「外国為替証拠金取引」という物です。 外国為替とは、1ドルが110円だとか、1ユーロが150円だとか、そういう通貨同士の交換レートの事です。(正確には違うけど、わかりやすく進行します。今後もそんな説明になります) 1ドル買うには、1ドル110円の時には、110円必用です。こうして手にした1ドルを、1ドル120円の時に円に交換したら、120円になります。 逆に1ドル100円の時に交換したら100円になってしまいます。 120円になれば10円儲かった事になり、100円ならば10円損した事になりますね。 こういう為替レートの動きを利用して、自分のお金を増やす事が出来ると思いますよね。 そこで、今まで一般的だったのは、外貨貯金とか、外貨MMFとかだったわけですが、実はこれらは「手数料」が高く、少しくらいのレートの変化では儲けにならなかったのです。儲けが出ているのは、日本に比べて外国の方が預金金利が高かったためです。 しかも、私たちが最初に持っているのは日本円だけですから、外貨の方が値上がりする場合だけしか、為替差益が出なかったわけです。 ※為替差益とは、つまり、為替レートの変化で、儲けが出る場合の、その儲けの事です。 逆に損したら為替差損ですね。 そこで、次に「証拠金取引」という言葉の説明になるわけですが、「手数料」も安く、日本円だけでなく、外貨-例えば米ドルを売って日本円を買うといった、持ってもいない通貨を売る事が出来るという、初めて聞く人には常識的に考えられない事が「証拠金取引」では可能なのです。 「証拠金」で、通貨を売買する。つまり、実際にあるお金で等価の他通貨を売買するわけではないのです。「証拠金」で「追い証」という言葉を連想する方もいらっしゃるかと思いますが、株式や商品取引(金とか小豆とか)で聞く、まさしくその「証拠金」であります。 ただ、FXは、必ず証拠金の何倍もの取引をしなくてはならないのでは無く、たとえば110円の証拠金で1ドルの取引をしても良いのです。これだと「追い証」は99%以上発生しません。(100%って言えるのだが、理屈上は発生する可能性がある) ただ、取引する通貨の単位が決まっていて、通常「1枚」が1万通貨単位=例えば1万米ドルです。業者によっては、「0.1枚」=例えば1000米ドル単位で取引できるところもあるみたいです。 つまり、さっきの例だと、安心運用のためには、1万米ドルの取引に110万円の証拠金が必用なわけですね。 実際、今100万円あったら、FXで1万米ドルを買うというのは、日本の銀行で定期預金なんかにするよりは、良い可能性が高いです。 次回に詳しく書きますが、「スワップ」と呼ばれる金利をもらえて、これが今なら1年間、1万米ドルで56000円以上なのです。 為替レートが変わらなければ、年率5.6%の貯金って事になります。しかもこれにかかる手数料は0円~1000円程度。(本当に0円の業者もあります) ただ、為替レートが円高になると、5円60銭ほどの円高で儲け無し。それ以上だと損になります。逆に円安になると、例えば4円40銭円安で(1ドル114円40銭)合計10万円の儲け。つまり年率が10%って事になるわけです。 このあたりの、証拠金とスワップの話はもう少し詳しく次回に書きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.04 18:06:54
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