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カテゴリ:FXの説明
さて、「その1」で書いたのは、完璧な安全運用でしたが、もちろん、私はそんな事をしているのではありません。
欲の皮つっぱらかして、なるべく資産を増やせるよう、でも、損して泣かないように、考えているわけです。 実際に「証拠金」がどれくらい必用なのかという事について、まず書きましょう。 まあ、安心できる業者として、「くりっく365」を例にとりましょう。 「くりっく365」は、取引所であって、業者ではないのですが、くりっく365を扱う業者はみな同じ条件で取り扱っているみたいなので、くりっく365の業者という事で、話を進めます。 「くりっく365」での証拠金は、現在USD/JPYで1枚4万円、GBP/JPYで1枚7万円です。 (USD:アメリカドル GBP:イギリスポンド JPY:日本円 各通貨はこういう記号で表記されます) 4万円あればUSDを1万ドル、7万円あればGBPを1万ポンド買える(又は売れる)訳です。 でも、それだけでは少しでも損失が出ると「追い証」(証拠金を追加入金する)が発生してしまいます。 USD/JPYは、今119円くらいです。昨年の最安値は109円くらいでした。この差は10円。 1万ドルで10円円高になると10万円の損失になります。 ですから、1万ドルの売買に10万+4万で14万…まあ、15万円あれば、かなりゆとりがあるのではないでしょうか。(それ以上損失が出る事だって、もちろんありますよ) 私の場合はどうしているのか?実は1万ドルに対して8万円くらいしかありません。 つまり、4円円高になると追い証です。昨月は、本当に危ないところまで行きました。あと3銭の差で追い証を免れました。 これはかなりきわどい勝負をしている状態です。何故こんな「勝負」状態なのかというと、長期的なUSD/JPYの上昇トレンドを信じている(円安のになるって言う事)のと、いざというときの追い証の用意をしているからです。 更に、USD/JPYを買っていると、「その1」で書いたように1万ドルあたり年間56000円にもなる「スワップ」がもらえるので、持ち続けていると少しづつ証拠金が増えていくのです。 では、「スワップ」の説明です。 それぞれの国は、国毎に「政策金利」というのを決めています。ひらったく言えば、銀行の利息の率の大元を国が決めているって言う感じですが、今日本はご存じのようにほとんどゼロに近い低金利ですね。アメリカは5.25%、イギリスは5.00%だったかな?という、日本と比べるとかなりな高金利になっています。 この金利の差額を、毎日もらえるのです。この説明では細かい仕組みはわからないと思いますが、まあ本当の理由を知りたくなったら、ちゃんとした専門家のブログや本で調べてください。 とにかく、高金利の国の通貨を買うほど、たくさんの「スワップ」がもらえるのです。 これがUSD/JPYであれば今1日155~160円なのです。もちろん、アメリカと日本の政策金利が変われば、変化していきます。 では、高金利の通貨を売って、低金利の通貨を買うとどうなるのか? 答えは「スワップ」を払わなければいけないのです。 まだ、「その3」につないでいきたいと思いますが、今、膝で眠りかかっている息子が風呂に入ろうとせっついているので、今回はこのへんで終わりにいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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