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カテゴリ:本
さて、中学生になってからは、ほとんど文庫本でした。
中学校は、ターミナル駅にある私立中学でしたので、大きな本屋が沢山ありました。 念のため書いておきますが、私立中学に行ってましたが我が家は結構貧乏で、友達と遊ぶのも金銭感覚のギャップに悩まされ、本気でつきあえる友達がいませんでしたねえ… それはさておき、まず最初に、読み出したらやめられなくなり朝方までかかって読み切ってしまった本がありました。 ![]() それまで読んでいたのは、タイトルから中身がわかるような本ばかりでしたから、何の本だか判らずに読み出した最初の小説だったのかもしれません。 戦争中に実際にあった人体実験の事件がモチーフになった作品で、人体実験に参加せざるを得なくなる主人公の弱さと罪の意識など、本当に感情移入して読み込んでしまいました。 次にほぼ児童文学なのですが、 ![]() 夏休みに家出した少年(トラックの荷台で寝ていたら田舎に行ってしまった)が、田舎で生活してひとまわり逞しくなって帰ってくるお話。 結構ベタなはなしですが、この頃は他になかったんじゃあないかな。 最初にNHKのドラマで見てから、しばらくして本を見つけて読みました。 こうやって、文庫本で面白い小説を読み出すと、何を買っても良いような気がしてまして、かなり適当な買い方をしました。 適当に選んだ棚の前で「この段最初に見つけた200円の本」ってな具合です。 そうしてあるとき買ってしまったのが、なんだったか不倫関係の内容の話でした(笑) さすがに中学生じゃあ、読めませんでしたね。感情移入できませんから… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.13 15:32:44
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