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2013.03.07
カテゴリ：動物愛護
こんばんは、第一秘書です 豊中市蛍池西町で行方不明になっている黒猫 「あつし」くんの件では たくさんのご協力と応援をいただき 本当にありがとうございます あっちゃん捜索についても 皆さんには、ご心配をおかけして 申し訳ない思いでいっぱいなのですが… 実はまた、ご心配をおかけするであろう 呼びかけをしなければなりません 少し長い話です 最後までお読みいただけたら嬉しいです  「猫を放置したまま、飼い主が行方不明になった」 ある動物愛護団体の方に そんな相談が入ってきたのは先月のこと 相談者は、行方不明になったという 飼い主の知人の方 とにかく、放置されている猫たちが心配で 相談してこられたそうです  急いで、その団体の方が 大阪市南部にある現場へ確認に行かれたところ… 散らかった室内に、置き去りにされた猫たち 相談者の方に数を確認したところ その家にいた猫は29匹 すべて未手術の猫たちでした すでに、何匹かは 室内から脱走していたそうです かなり緊急を要する案件だと判断されたため 協議の結果、その団体さんでは その猫たちに手術支援することを決定されました  団体さんから指示を受けた相談者の方は 自宅から遠く離れた現場へ、何日も通い詰め 猫たちの捕獲を行われました しかし、外に逃げ出た猫たちは いくらねばっても姿を現さず 結局、2匹見つからないまま 断念せざるを得なくなったそうです 手術を終えた猫たちは27匹 相談者の方は、一時預かりと里親募集に 協力できる方を見つけては来られたのですが… 協力を申し出られた方は とにかく、数が多すぎるため 里親さんが見つからなかった場合 残った猫はすべて、外に放すしか方法がないと 言われたそうです  しかし、その猫たちは 元々、野良猫ではありません かなり悲惨な状況であっても 室内で暮らし、飼い主からご飯をもらい 生きてきた子たち そんな猫たちを外に放すのは 遺棄することと同じです ただ、その団体さんでは 少し前に、多頭飼育崩壊現場をレスキューされ 会員の皆さんで全頭保護し 里親募集をしておられました まだ、その猫たちが何匹か残る状況で 新たな猫を引き受けることは どうしてもできない…  その団体さんというのは 大阪のNPO法人「関西動物友の会」さん 「猫の部屋」が誕生した直後から 手術にワクチン、ウィルス検査など 大変お世話になった団体さんです そして、今回の相談を受けておられた 友の会のWさんは 「猫の部屋」卒業生ユキちゃんの 里親さんでもあります 私たちにとっては とても大切な方なのです  話を聞いた「猫の部屋」司令塔Aさんと運び屋Tさんは まず、状況を確認しようと 27匹の猫たちに会いに行きました 驚くほど、体は小さく 子猫なのか、大人猫なのか わからないほどの子たち 一目見て、栄養状態が悪いと感じたそうです そして、何匹かは酷い風邪をひいていて 万が一、この状態のまま外へ放されてしまえば 確実に死んでしまうだろうと思った、と… 協力を申し出られた方に 1匹をお願いすることになったので 残りは26匹 悩んだ末に、Aさんらは Wさんに代わって その猫たちを引き受けることに決めました  --- もしも、何かあった時に そこに関わる人間が責任を持てないのなら 保護などすべきではない --- 最初に会った日 Aさんが、私たちに言った言葉です もちろん、このレスキューは AさんもTさんも「猫の部屋」の活動とは別に 個人的に引き受けたものです けれど、AさんもTさんも 生半可な覚悟で猫を引き受けたりしないことを 私たちは、よく知っています 「猫の部屋」のスタッフは、これまでも それぞれ、個人的に猫に関する活動をしてきました 今回の件にしても あくまでも個人的な活動ではあります だから、私と第二秘書も個人として 恩人でもあるWさん そして、大切な友人であるAさんとTさんを できる限り支えようと決めました 現在、Aさんらに賛同した「猫の部屋」スタッフも 個人としてできることを協力しています  このような個人的な活動について このブログでお伝えするべきかどうか 正直、とても悩みました もちろん、AさんとTさんも 同じ気持ちだったとは思います しかし、この緊急事態に どうしても多くの方たちのご協力が 必要だと判断しました 皆さんには、大変申し訳ないと思いますが… 以下、AさんとTさんからの呼びかけです どうかご協力お願いします 大阪市・多頭飼育崩壊現場の猫たちに ご協力をお願いします ◎ 4ヶ月～3才くらいまでの26匹の猫たち ◎ 全員、不妊去勢手術済み ◎ ウィルス検査、全員FIV、FeLV共に陰性 ◎ ワクチン接種、現在、随時実施中 ◎ 人馴れしており、全員かなりの甘えん坊 ◎ 食欲もあり、栄養状態も回復 ◎ 1匹ずつの詳細は、随時公表します 現在、細く小さかった体付きも戻りつつあり 全員、かなり元気になりました しかし、中の何匹かには風邪の症状が残っています 同じ場所にいると、どうしても蔓延しやすくなるため できれば保護場所を分散させて 完全に風邪を治してしまいたいと考えています そのため、一時預かりいただける方 または、里親さんになってくださる方を 緊急で探しています  一時預かりにご協力いただける方へのお願い ◎ 大阪市内、もしくは近郊にお住まいの方 （それ以外でもご相談ください） ◎ 登録票、アンケートのご記入有り ◎ できれば、先住猫さんのいないお家 ◎ もしくは、しばらくの間だけでも先住猫さんと 生活環境を別にできるお家 （万が一の風邪感染を防ぐため） ◎ 里親募集用に写真撮影をしていただける方 ◎ その他、詳細などは別途ご説明します  里親さんをご希望いただける方へのお願い ◎里親申込書とアンケートにご協力いただける方 ◎審査の際、ご質問などにお答えいただける方 ◎出張でのお見合いも可（ご相談ください） ◎トライアル期間有り ◎その他、譲渡条件などは別途ご説明します 里親さんをご希望いただく場合は 完全に風邪を治してから ワクチン接種後、お届けになります  なお、今回のご協力に関しまして 大変申し訳ありませんが 現金でのご寄付、それに代わる商品券などのご支援は すべて辞退させていただきます ただ、もし物資のご支援をいただけるのであれば 現在、ペットシーツが大変不足しています 室内での保護のため しっかり消臭のできるワイドタイプのものを使用していますので 宜しければ、ご協力いただけると大変助かります 送付先など、まだ決まっておりませんので 大変お手数ではありますが、お問い合わせください すべてのお問い合わせ、お申し込みは 下記のアドレスにご連絡ください 「おおさか26匹猫レスキュー」 26cats.rescue.osaka@gmail.com 皆さん、どうかご協力お願いします 「中之島公園猫対策協議会ＨＰ」 web@nakanoshima-cats.com 「中之島公園の猫たち」 nakanoshima_cats@yahoo.co.jp  できるだけ多くの方にご協力をお願いしていきたいので 是非、今回も情報拡散にご協力ください。 ブログ、Twitter、Facebookなど、転載自由です  かなり長い記事になりましたので 必要な部分のみ抜粋していただいて構いません。 ただし、ブログなどでご紹介いただく場合は 必ず、上記のメールアドレスをご掲載ください どうかよろしくお願いします   猫 ボランティア・保護活動ランキングへ 人気ブログランキングへ ブログランキング参加中  皆さん、是非応援よろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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おはようございます。すごい事件ですね。
飼い主が行方不明とは珍しいパターンです。20匹以上の猫たちの里親さんが早くみつかれば良いのですが… 私の受け持っている方が先月手術をするために急に入院され、飼ってはいないのですがその方がエサをあげていた７匹の野良猫たちが心配です～ (2013.03.08 09:04:45)
このような話を聞くたびに思うのは、個人のボランティアだけではかなり難航する案件ですから行政が何か力になってくれるようなオペレーションシステムが構築できないものかと思ってしまいます。
もちろん行政側に丸投げということではなく、まさに協働というカタチで助けなければならないと。 震災の際、被災した動物たちと同じようにこのような件に関して国や行政が動くようになってもらいたいです。 一匹でも多くの子に里親さんが見つかることを願います。 (2013.03.08 11:26:50)
多頭飼育崩壊という話を見聞きするたびになんともやりきれない気持ちになります。
預かりさんや里親さんが少しでも早く見つかることを祈るしかないというのももどかしい。 別ブログやツイッターでも拡散していきますね。 (2013.03.09 11:34:54)
多頭飼育崩壊という話を見聞きするたびになんともやりきれない気持ちになります。
預かりさんや里親さんが少しでも早く見つかることを祈るしかないというのももどかしい。 別ブログやツイッターでも拡散していきますね。 (2013.03.09 11:35:47)
飼育放棄して逃げた無責任な輩はどうでもいいけど、
残された猫さんたちには、この後も幸せな猫生を送って欲しいです。 こんな時、責任は無いのに犠牲を強いられるのは何時も動物たち。 今回の件で保護活動に走られた方々、ありがとうございます。 (2013.03.11 00:50:06)
しばらくブログに来ることができずにいて
１０日ぶりに見てみたら大変なことになってましたね 元飼い主も最初は猫が大好きで飼って いたでしょうに残念です 人間に対する恐怖心がないのは救いです 私は今まで通り支援は続けます こういう人がこれからでないように 避妊去勢の啓発運動は大事ですね (2013.03.12 20:12:18) |
